侍、武士道と言った言葉に特別な響きを感じる日本人は多い。その想いはスポーツ、特に国際舞台という戦場で活躍する選手に投影される。体格の面で欧米諸国に劣ることの多い日本人にとって、大きな支えとなる精神性だ。単なる殺し合いの技術に留まらず、技を磨き、己の心を磨くというレベルにまで昇華した武道とスポーツマンシップに重ね合わせるのは、日本人独特のスポーツとの付き合い方、嗜み方なのだろう。高次元でバッティングとピッチングを両立する大谷翔平は二刀流と呼ばれ、CMに登場した錦織圭はラケットではなく木剣でボールを打ち返す。日本人はそれを自然に受け入れている。

サッカーも同様だ。国際試合で外国人選手と向き合う時、武士に纏わる言葉が馴染む。日本では単なるパワーやスピード以上にボールを扱う技術と創造性を賞賛する傾向にあるのは、国際舞台で戦う際のフィジカル面での不利が前提になっており、それを克服するには技術と知恵で相手を上回る他ないからだ。本田圭佑や岡崎慎司のように海外で研鑽する選手は「海を渡ったサムライ」ということになる。中村俊輔の左足はまさに「伝家の宝刀」であり、スタジオオリンピコで中田英寿が「ショーグン」と呼ばれた時、日本人はカタルシスさえ感じた。実際、サッカー日本代表が持つサムライブルーという愛称が受け入れられているのも、日本がアジアサッカーをリードする立場にいるからこそ、だろう。

そんな日本人サポーターの心を揺さぶる映像が届いたのでご紹介しよう。日本を代表する「サムライ」達が、本当に「侍」だったらどんな佇まいで、剣を振り、槍を突くのか。そんな「if」の世界を現実のものにしたのがこのムービーだ。原口元気が、浅野拓磨が、酒井高徳が、大迫勇也が、森重真人が、もし武士の世に生を受け、修行を重ね、技を極める人生を送っていたら...そんな想像をしながら見ていただきたい。また、SPORTS BULLのアプリではメイキング映像を限定配信しているのでぜひ合わせてチェックして欲しい。6月7日(水)のキリンチャレンジカップ2017・対シリア戦、6月13日(火)にアウェーの地で行われるアジア最終予選 – ROAD TO RUSSIA – 第8戦・対イラク戦を前に「高まりたい」サポーターにはオススメだ。

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