こんにちは!パラスポデザインカレッジ(以下PDC)の小野澤美優です! 私たちは9月6日に東大和市ロンドみんなの体育館で「第2回出張いすバス部 PDC杯」を開催しました。 ▲イベントの集合写真 「第2回出張いすバス部 PDC杯」とは? …

こんにちは!パラスポデザインカレッジ(以下PDC)の小野澤美優です!

私たちは9月6日に東大和市ロンドみんなの体育館で「第2回出張いすバス部 PDC杯」を開催しました。

▲イベントの集合写真

「第2回出張いすバス部 PDC杯」とは?

「第1回 出張いすバス部」を大幅にバージョンアップし、「プレーする」「観る」を同時に実現できるよう企画した本イベント。

ゲストには、丸山弘毅選手(パラ神奈川SC)、古澤拓也選手(パラ神奈川SC)、岩井孝義選手(富山県WBC)、 中井健豪ヘッドコーチ(埼玉ライオンズ)と豪華メンバーをお呼びしました!

また、サポートには堀口誠史さん(埼玉県立大学OB)、 間山景太さん(北里大学OB)に入っていただきました。
皆さまご協力ありがとうございました。

▲登壇した講師の皆様

午前編~車いすバスケットボールを体験しよう~

車いすバスケットボールの導入

さっそく車いすバスケットボールのルールやバスケ車の扱い方など、基本的な知識の説明をさせていただき、安全のための注意事項を共有しました。

また、今回も松永製作所の榎本様にご登壇いただき、バスケ車について解説していただきました!

▲おなじみになったMC平川

ランメニュー

基本的な知識を身に付けた後はさっそくバスケ車に乗車。「走る」「曲がる」「止まる」の動きの練習を実施。

お手本として講師の皆さまにランを披露していただきました!
バスケ車で走るだけでも音やスピードが私たちとは段違いで、技術力を感じました。

▲ランメニューを楽しむ参加者の皆様

アイスブレイク&シューティング

ランメニューの後は、チームが発表されました!チームの仲を深めるべくアイスブレイクを行うとともに、シューティング練習を行いました。

シューティング指導では「シューティングはパッション!」という中井HCの声が飛ぶなどアツい指導が行われ、さっそくチームが盛り上がっていました!さすがはプロ…。

補足:アイスブレイクのルール
パスを出す人
ボールを渡す人の名前を呼びながらパスを出す

パスを受け取る人
ボールをキャッチするまでにパスを出してきた人の名前を呼ぶ

これを繰り返す。

もし名前を間違えたら?
全員で手を前に出し、ミスをした人が「○○さん、名前覚えました!」と言う。
それに対し他のメンバーは「ナイス!」と声を掛ける。

 

▲アイスブレイクを行うチームなっちゃんの皆様

ミニゲーム ハーフコート3on3

午前の最後のメニューはハーフコート3on3!

第1回出張いすバス部の時と同様、バスケ車に乗り始めてから間もないにもかかわらず、試合として成立しており、参加者の運動神経の良さに驚かされました…。うらやましいです。

▲3on3を楽しむ参加者の皆様

午後編~PDC杯~

お昼を挟み、ついに大会本番。午前中の練習を生かし、ハイレベルな試合が繰り広げられました。

一定時間ごとに“チャンスカード”としてゲスト選手が参加。試合中に「古澤選手にボール持って行ってもらお!」といった声が上がるなど、チームごとにチャンスカードの使い方に個性があり、試合を盛り上げる要素になっていました!
 

▲PDC杯で活躍されている参加者の皆様

決勝戦ではおなじみ平川の実況に加え、丸山選手に解説に入っていただきました。すごい!

▲実況の平川と解説の丸山選手

大会結果

AブロックBブロックに分かれて総当たり戦をしたのち、各ブロック1位同士で決勝を、2位同士で3位決定戦を行いました。

1位 伊右衛門
2位 ストゼロ
3位 なっちゃん
4位  プレモル
 

おまけ:ミニゲームブース「PDC30秒チャレンジ」

試合間の時間にも参加者の方に楽しんでいただきたいと思い、ミニゲームブースを設置しました。

ルールはいたってシンプル。「2m程度間隔をあけたカラーコーンを行き来し、30秒間で何回タッチできるか」を競います。反復横跳びのバスケ車版といったイメージです。
 

▲イメージ(りの作)

参加者1位はゆういさんで22回。商品のハーゲンダッツを獲得しました!

なお、番外編のプロ選手の中の1位は古澤選手で26回でした!
 

▲ハーゲンダッツを受け取った参加者

エキシビションマッチ

全試合終了後には1位チームVS講師チーム、講師の方々同士の3on3でエキシビションマッチを行いました。

インスタグラムのライブ配信も合わせて行い、直接現地に来られなかった方にもプロの技術を体感していただきました!ライブに遊びに来てくださった皆様、ありがとうございました。

▲エキシビションマッチの様子

以上のように第1回から会場、参加者の人数、内容も大幅にバージョンアップしたPDC杯を無事に終えることができました。

このイベントに遊びに来てくださった皆様に車いすバスケットボールの面白さが伝わっていれば幸いです!
参加を承諾していただいた講師の皆様、前回から引き続いてバスケ車を貸してくださった松永製作所様、会場予約やその他サポートをしてくださった社員の皆様本当にありがとうございました!
 

▲1年間の活動をともに行ってきたPDC第1期のメンバー

メンバーの感想

ゆうか

想像以上にレベルの高い大会を開催することができて嬉しさとともに驚きも感じました。参加されている方皆さん、悔しさや楽しさを感じていて、心から車いすバスケットボールというスポーツを楽しんでくださっているなと思いました。この一年を通して、私たちは車いすバスケットボールへの入口を増やす機会を作ろうと奔走して来ましたが、5月の体験会よりさらにグレードアップさせた大会を開くことができたと思っています。また、そのような大きなイベントの運営を行いながら、並行させて取材や編集、そしてSNSの運用を行えたことにより、多方面で車いすバスケットボールとの繋がりを作ることができたのではないかと考えております。

この一年、ほぼ毎日何かを話し合ったり、次の取材やイベントに向かって準備を続ける日々で、学生生活や就職活動との両立が難しい時期もありましたが、そんな中で10人のメンバーがそれぞれの個性を活かして努力したおかげでこの一年を乗り越えることができたと思っています。そして、私達の企画を実現させることに尽力してくださった社員の皆様には感謝してもしきれません。

この活動が忙しくてしんどくなった時ももちろんありましたが、SNSでいつもメッセージを送ってくださる方やイベントでお会いした際に声をかけてくださった車いすバスケットボールファンの皆様、パラスポデザインカレッジの動画を見てくださったり、取材に行くと応援していると伝えてくださる選手の皆様の温かい言葉を糧に頑張ることができました。

たくさんの方に感謝することばかりですが、とにかくこの一年間を素敵な形で終えることができて心から良かったと思っています。一年間ありがとうございました。

りの
pdc杯も運営・企画において前回の体験会でのノウハウはあったものの、全てにおいて規模が大きく、準備は大変でしたがその分当日を無事終えて大きな達成感を感じました。自分も大会に出られて楽しかったし、呼んだ友達が”いすバス面白い!楽しい!”と言ってくれたことが本当に嬉しかったです。
また、講師の皆さんの優しさと明るさに沢山助けていただきました。今回は一緒にイベントを作る側だったので、そういった素敵な内面もより知ることができ、ますます応援したい気持ちが強くなりました。

プロジェクト1年を今振り返ると、あっという間だったなと率直に思います。
今日まで忙しない毎日で正直キャパオーバーに悩むこともありましたが、この目まぐるしい日々がなくなると思うと少し寂しいです。この1年で車いすバスケットボールに自分自身ハマったし、これからも魅力を伝播させたい気持ちは変わりません。また、構築できた大事な人間関係はこれからも絶対に大事にしていきたいです。出会えた人達も、沢山の経験も、感じた色々な感情も、どれも私の宝物です。
 

みゆう
何よりも無事にイベントを開催することができてよかったです。前回の反省を反映したイベントづくりができたと思います!
対面のイベントでは、参加者が車いすバスケットボールを楽しんでいることがありありと伝わってきてやりがいを感じました。
正直就活と試験に苦しめられ、活動に参加できる頻度が極端に減ってしまう時もありました。それでも何とかフェードアウトせずに続けられたのは、他の9人の仲間が優しく支えてくださったおかげです。
このプロジェクトに参加しなければ、出会えなかった仲間や、知ることもなかった車いすバスケットボールの魅力に触れられてとてもうれしかったです。
1年間ありがとうございました。
 

えりな
参加者の方々が車いすバスケットボールを楽しそうにやっている姿を見ることができて嬉しかったです!近い年齢の方たちが集まっているけれど、初めて会う人が多い中でシュートが入ると盛り上がったり、本気でボールを奪いにいく姿は印象的でした!また、間近で見る選手のプレーに対する参加者の方々の盛り上がりは最高でした!
PDCとしてのイベントは今回が2回目だったけれど、前回の体験会に参加してくれた方が多くいたり、今回が初めての参加だった方も「すごく楽しかった!」と言ってくださり、開催して良かったと思いました。PDCの目的である「若者と車いすバスケットボールの距離を近づける」ということが実現されていると感じられた日になりました。そして、今回のイベントや1年間の活動をきっかけにこの輪がどんどん広まっていけば嬉しいです。

私はこの活動を通して車いすバスケットボールがより大好きになりました。PDCとしての活動は終わってしまうけれど、この活動が終わるから終わりではなく、この1年間の活動を生かして今後も車いすバスケットボールと関わっていきたいと思います。
 

なおき
短い準備期間の中で当日スムーズにPDC杯が運営できてよかったです。参加者の皆さんが楽しそうにプレーしていたし、何より自分たちが楽しめました。車いすバスケットボールというスポーツに出会えて本当によかったと思います。そして、パラスポデザインカレッジという最高の仲間と1年間活動できたことは僕の財産です。1年間ありがとうございました。
 

ゆうと
あっという間の1年間でした。田町でメンバーや社員さんと初めて顔を合わせた日からもう1年が経とうとしていることに驚きです。ただPDC杯の翌日、イベントで撮った全体の集合写真を見た時、本当に多くの人が映っていて、一年間PDCとして活動してきてことを改めて実感しましたし、この活動に参加できて本当に良かったと思いました。私たちに少しでも関わってくださった全ての方々に感謝です。ありがとうございました。
 

ますっち
長くて短い1年でした。パラスポデザインカレッジに関わってくれた皆様、ありがとうございました。
 

ひらっちゃん

まず、PDC杯は本当にやって良かったと思っています。なぜなら、「車いすバスケットボール楽しい!」という参加者の生の声を聞くことができたからです。前回の体験会の時も同様のことを思いましたが、やはり車いすバスケットボールに興味を持ってもらうためには、車いすバスケットボールの楽しさを体験してもらうことも1つの大切なことなのかなと思いました。「車いすバスケットボール」という言葉を聞いて「ああ、知ってるよ!」で終わるのではなく、実際に触れてみることが大切だと感じました。その機会を私たち自身が作ってあげることができたので、これからのPDCの活動でも体験会及び大会は続けていってほしいと思います。

次に、1年を振り返って、本当に色々な経験をすることができたと思います。それこそ、私はPDCのメンバーになる前から車いすバスケットボールが好きだったので、テレビで見ていたあの人に会ったり(推しが目の前にいると緊張してほとんど話せなかったのでもっと話したかったのが本音…泣)、実際に取材して個人的に聞きたかった言葉や話まで聞くことができたりということはもちろん嬉しく思っています。しかし、普段のミーティングで「どうしたら車いすバスケットボールをたくさんの人に伝播することができるのか?」ということを考えたり、イベントを開催するための準備をしたりなど、車いすバスケットボールがより広まるように自分で真剣に考え、それを元に他の人と意見を出しあうことも本当に貴重な経験だと思います。また、その際には、自分の意見を踏まえて自分がどのように行動するのかが大事ということも学びました。さらに、元々好きで自ら調べていた情報や知識が活動の役に立ったり、気づけばこの1年間自分自身が車いすバスケットボールとずっと関わりを持ち続けていたことである意味、最初の方の目標にあった「車いすバスケットボールを日常に溶け込ませる」ということが私自身の中で達成できていたりということも本当に嬉しく感じています。

ささやん
PDC杯に向けての準備期間はたくさん頭を悩ませましたが、当日は講師の方々に盛り上げていただいたおかげもあり、多くの参加者に楽しんでもらえて本当によかったです。
1年間の活動は、1期生ということもあり何に取り組むにしても悩むことが多かったです。しかしその分その悩みを分かち合える仲間との信頼関係も深められ、後にも先にも経験できないような充実した1年間を過ごすことができました。一緒に頑張ってきたメンバー9人と社員の皆さまには感謝しかありません。
 

りこ
自分たちのやりたかったPDC杯を開催できて、そして成功させられて本当に良かったし、前回の体験会同様、たくさんの参加者の笑顔を見れたり、楽しいという声を聞けて私自身とても充実した時間になりました。この1年間は長いようであっという間でしたが、PDCを通してたくさんの人と出会い、素敵な経験ができました。本当にメンバーの一員になれて良かったです。卒業したら終わりではなく、今後もメンバーと、そして車いすバスケットボールと関わり続けて輪を広げていけたらいいなと思います。