テニスラケットメーカーの「プリンス/prince」は今月22日、左右非対称でフォアハンドとバックハンドで異なる性能を発揮するラケット「X(エックス)」シリーズを、4年ぶりにモデルチェンジをした。
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「X」の最大の特徴は、シャフト部分がねじれた構造となっている「ツイストパワー テクノロジー」。テニスのレベルに関係なく、一般的にフォアハンドよりバックハンドはスイングがコンパクトになりやすいため、「ツイストパワー テクノロジー」によってフォアを打つ際は上側のシャフトが被っている構造となり、大きなスイングを生かして力強いボールを打ちやすくする。

逆にスイングがコンパクトになるバックハンドを打つ時にはシャフトが開いた構造になり、インパクトの際にフレームがしなって戻る動きをする。このパワーアシストによって、より深く安定したボールを可能にするのがこのラケットの特徴だ。
そして今回のモデルチェンジにより、プリンスが誇るスウェーデン製のカーボン素材「テキストリーム トワロン」をシャフト部分に採用することで、「球持ち感」を持たせ、さらなる「スピードアップ」を図っている。

さらにフェイスの10時と2時方向の部分にも「テキストリーム トワロン」を配置する「ATS/アンチトルクシステム」を用いることでラケット上部の剛性が増し、ボールの推進性とコントロール性能が向上。振動吸収性も増し、クリアな打球感で「掴んで弾く」性能が向上した。


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