IFSC(国際スポーツクライミング連盟)は12日、現時点での2023年大会スケジュールを発表した。 2022年と同様に、来季のW杯シリーズは4月から9月にかけて開催。スピード、ボルダリング、リードを各6戦ずつ行う。全体の初戦はボルダリング…


 IFSC(国際スポーツクライミング連盟)は12日、現時点での2023年大会スケジュールを発表した。

 2022年と同様に、来季のW杯シリーズは4月から9月にかけて開催。スピード、ボルダリング、リードを各6戦ずつ行う。全体の初戦はボルダリングで4月21~23日に日本の八王子で行われる予定。八王子では2017、18年にボルダリングW杯が、19年に世界選手権が開催されており、4年ぶりの国際大会開催となる。

 8月に入るとスイス・ベルンで2年に1度の世界選手権が開幕。初のパリ五輪選考大会でもあり、同選手権を皮切りに9月以降の各大陸予選へと続く2024年に向けた選考レースがスタートする。さらに8月には韓国で初開催となる世界ユース選手権が、9月から10月にかけては今年開催予定だったアジア競技大会が予定されている。

2023年 主な国際大会スケジュール

【W杯シリーズ】
4月21~23日
 日本・八王子(B)
4月28~30日
 韓国・ソウル(S・B)
5月6~7日
 インドネシア・未定(S)
5月19~21日
 米国・ソルトレイクシティ(S・B)
6月2~4日
 チェコ・プラハ(B)
6月9~11日
 イタリア・ブリクセン(B)
6月14~18日
 オーストリア・インスブルック(B・L)
6月30日~7月2日
 スイス・ヴィラール(S・L)
7月7~9日
 フランス・シャモニー(S・L)
7月14~15日
 フランス・ブリアンソン(L)
9月1~2日
 スロベニア・コペル(L)
9月22~24日
 中国・呉江(S・L)

【その他大会】
5月(日程未定)
 パラクライミングW杯(米国・未定)(L)
6月(日程未定)
 パラクライミングW杯(オーストリア・インスブルック)(L)
6月(日程未定)
 パラクライミングW杯(スイス・ヴィラール)(L)
8月1~12日
 世界選手権(スイス・ベルン)(S・B・L・C)
 ※同時開催:パラクライミング世界選手権(L)
8月19~27日
 世界ユース選手権(韓国・ソウル)(S・B・L)
9月9~10日
 パリ五輪ヨーロッパ大陸予選(イタリア・未定)(S)
9月23日~10月8日
 アジア競技大会(中国・杭州)(S・C・SR)
 ※スポーツクライミングの競技日程は未定
10月27~29日
 パリ五輪ヨーロッパ大陸予選(フランス・ラヴァル)(C)
11月3~7日
 パリ五輪アジア大陸予選(開催地未定)(S・C)
11月23~26日
 パリ五輪オセアニア大陸予選(開催地未定)(S・C)
12月14~17日
 パリ五輪アフリカ大陸予選(開催地未定)(S・C)

※()内のS=スピード、B=ボルダリング、L=リード、C=ボルダリング・リード2種目複合、SR=スピードリレー
※スケジュールや実施種目は変更される場合があります

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© IFSC/Eddie Fowke

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