先代の哲学を受け継いだ“最速セダン” 2001年、シーズン開幕戦に登場したスバル・インプレッサWRCは流麗な2ドアクーペから、4ドアセダンへと変貌した。カーボンで覆われた丸目4灯のフェイスは愛嬌さえ感じさせるが、緊張感のある武骨なフェンダー…

先代の哲学を受け継いだ“最速セダン”
2001年、シーズン開幕戦に登場したスバル・インプレッサWRCは流麗な2ドアクーペから、4ドアセダンへと変貌した。カーボンで覆われた丸目4灯のフェイスは愛嬌さえ感じさせるが、緊張感のある武骨なフェンダーラインはそれが戦うためのマシンであることを無言のうちに物語る。2年でわずか3勝にとどまるがリチャード・バーンズに王冠を授け、ペター・ソルベルグの覚醒を促した。その後に続いた未来への礎として、功績を振り返る

ラリプラショップで購入

三栄ウェブからのご購入はこちら!

ちょっとおトクな電子書籍も好評発売中

なんと全ページプレビューも可能

Amazonからのご購入はこちら!

[PLAYBACK the Rally Scene 2001-2002] わずか3勝されど本質は栄光の数にあらず

2000年シーズンの途中、スバルに加入したペター・ソルベルグ。マクレーやバーンズのために作られたインプレッサWRCを、自身が望むようなラリーカーに仕立て上げるべく、彼はエンジニアのピエール・ジュノンと協力し、2シーズンをかけてコツコツと改良を続けていくそして、02年終盤、ついに“勝てる”最強の1台インプレッサWRC2002が完成した



インタビュー:新井敏弘
試行錯誤の日々


90年代後半から20年以上の長期にわたり日本人ドライバーのトップクラスを走り続け、現在は全日本ラリー選手権のJN‐1クラスで上位を争う新井敏弘。群馬県の自宅で、インプレッサWRC2001とともに走った想い出を聞いた


SUBARU IMPREZA WRC2001-2002
Results Encyclopedia 2001-2002
イラストで見る、スバル・インプレッサ WRC2001-2002全記録。