テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は25日、男子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク169位の内田海智は第8シードで同106位のF・バグニス(アルゼンチン)に2-6, 3-6のストレートで敗れ、予選…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は25日、男子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク169位の内田海智は第8シードで同106位のF・バグニス(アルゼンチン)に2-6, 3-6のストレートで敗れ、予選決勝進出とはならなかった。試合後、内田はSNSを通じて「久しぶりのグランドスラムは最高の景色でした」とつづった。
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28歳の内田は今季、6月のオエイラス・オープン3(ポルトガル/オエイラス、クレー、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会で自身2度目の優勝を飾ると、8月のアビエルト・デ・テニス・ミフェル(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)で、初のツアー本戦出場を果たした。
内田は今大会がグランドスラム通算4度目の出場。これまで未勝利だったが、3年ぶり2度目の挑戦となった全米オープンの予選1回戦で元世界ランク29位のD・セラ(イスラエル)を6-3, 6-3のストレートで下して初勝利を挙げた。
内田とバグニスは6月のオエイラス・オープン3の準決勝で対戦し、内田が7-5, 7-6(7-4)で勝利していた。
この試合の第1セット、第2ゲームでブレークを許し序盤で3ゲームを連取された内田。第8ゲームで2度目のブレークを奪われ、先行される。
続く第2セットでは第4ゲームでブレークを許す。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴むことができず、1時間15分で力尽きた。
内田は試合後、自身のTwitterを更新し、「予選2回戦で負けてしまいました。直近で対戦し勝った事のある相手だったのでイメージはありましたが、それ通りにプレーさせてもらえず相手の集中力も高く完敗でした。久しぶりのグランドスラムは最高の景色でした。今後も出続けるために次に向け行動するのみ。来週からマヨルカチャレンジャーです」と投稿した。
また同日に行われた女子シングルス予選2回戦には日本勢4名が登場。第7シードで世界ランク94位の土居美咲、第26シードで同130位の内島萌夏、同200位の日比野菜緒が予選決勝進出を決めた。一方、同195位の本玉真唯は2回戦敗退を喫した。