ゴルフ部は昨年全米女子OP優勝の笹生優花らを輩出 日本人として37年ぶりに全米女子アマチュアゴルフ選手権で優勝した馬場咲希(茨城・日本ウェルネス高2年)が、9月1日付で東京・代々木高に転校することが24日、分かった。快挙達成の馬場は帰国後、…

ゴルフ部は昨年全米女子OP優勝の笹生優花らを輩出

 日本人として37年ぶりに全米女子アマチュアゴルフ選手権で優勝した馬場咲希(茨城・日本ウェルネス高2年)が、9月1日付で東京・代々木高に転校することが24日、分かった。快挙達成の馬場は帰国後、忙しくなる今後のことを家族と相談。両校ともに通信制だが、父・哲也さんによると、合同練習や登校の機会をあらためて考え、東京・日野市の自宅から通いやすい代々木高を選択するに至ったという。

 代々木高ゴルフ部は2010年に創部。昨年の全米女子オープン優勝者で米女子ツアーを主戦場にする笹生優花(フリー)、男子の世界アマチュアランキング1位・中島啓太(日体大4年)らを輩出している。公式サイトによると、入部条件は「ゴルフの活動と学業を一生懸命にやること」「マナー・礼儀・感謝の気持ち・思いやりを大切にすること」で、練習については「自宅を拠点に個人練習と大会出場&年数回の合宿が基本的な活動スタイル」としている。

 馬場は今日24日から、フランスで開催の世界女子アマチュア選手権チーム戦に出場。今季の国内女子ツアーには、住友生命Vitalityレディス東海クラシック(9月16~18日、愛知・新南愛知CC美浜C)を皮切りに、「特別承認」が濃厚なメジャー大会・日本女子オープン(9月29日~10月2日、千葉・紫CCすみれC)も含め、計7試合に出場を予定している。その環境下、将来の米女子ツアー進出も念頭に同校のカリキュラムで学び、プレーを続けることになる。(THE ANSWER編集部)