逆転Vへ猛追の渋野日向子、ドライバーショットに海外注目 米女子ゴルフの海外メジャー今季最終戦・AIG全英女子オープンが6日、英北部ガレーンのミュアフィールド(6680ヤード、パー71)で第3日が行われた。7位で出た2019年女王の渋野日向子…

逆転Vへ猛追の渋野日向子、ドライバーショットに海外注目

 米女子ゴルフの海外メジャー今季最終戦・AIG全英女子オープンが6日、英北部ガレーンのミュアフィールド(6680ヤード、パー71)で第3日が行われた。7位で出た2019年女王の渋野日向子(サントリー)は6バーディー、1ボギーの66で回り、通算9アンダーで首位と5打差の2位に浮上。大会公式は17番のビッグドライブの動画を公開した。海外実況席も「球がランニングシューズを履いてるよう」と声を上げている。

 強風のミュアフィールドを切り裂いた。556ヤードの17番パー5。渋野は低弾道のドライバーショットを披露した。ドローのかかった球はフェアウェーを捉えると、グングンと転がっていく。ランで距離を稼ぎ、300ヤード以上先でストップ。少し笑みを浮かべた渋野は、2オンでこの日6つ目のバーディーを奪った。

 動画を公開した大会公式ツイッターは、文面に「ヒナコ・シブノは17番フェアウェーへのドライブを打ち込んだ」と記して投稿。海外実況席も「見てください。Go。まるでランニング用シューズを履いているように(ボールは)駆けた!」と驚きまじりに伝えた。日本人ファンからも「しぶこの良い笑顔の動画を載せてくれてて嬉しい」「320ヤードドライブ!」と反響が集まった。

 単独首位のアシュリー・ブハイ(南アフリカ)に5打差。厳しい差だが、上には1人しかいない。最終日は2サム。渋野とブハイは最終組の一騎打ちで日本時間午後11時50分にスタートする。(THE ANSWER編集部)