男子テニスのマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)は24日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク56位のB・ボンズィ(フランス)を6-4,6-4のストレートで破り、芝コ…

男子テニスのマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)は24日、シングルス準決勝が行われ、第2シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク56位のB・ボンズィ(フランス)を6-4,6-4のストレートで破り、芝コートでキャリア初の決勝進出を果たした。
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ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク6位のチチパスはこの試合、7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。ボンズィをに3度のブレークチャンスを与えたもののこれをすべてしのぐ粘りを見せる。
リターンゲームでは各セットで1度ずつブレークを奪い、1時間33分で危なげなく勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには芝コート初のタイトル獲得に王手をかけたチチパスのコメントが掲載されている。
「いい試合だったね。とてもハッピーだ。前にもグランドスラムの直前にツアーの決勝を戦ったことがある。全仏オープンで決勝を戦った年、リヨンでのことだった。安定した試合運びができたのを今でも覚えている。今回はどうだろう?少し違うかな。サーフェスが違うのは大きいかもしれない。どうなるだろうね」
チチパスは決勝で第5シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは準決勝で予選から出場した世界ランク303位のA・ベリエ(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。
両者は3度目の顔合わせでチチパスの2勝。試合はいずれもハードコートで、最後に対戦したのは2021年の国別対抗戦ATPカップ(オーストラリア、ハード)の舞台。また、どちらも27日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)への出場も控えており、現地25日に行われる決勝後、マヨルカ島からロンドンに渡航する。
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