ニチレイレディス最終日 女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスは19日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位と3打差の4位で出た稲見萌寧(Rakuten)は1イーグル、2バーディー、ボギーなしの68で回…

ニチレイレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスは19日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6563ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位と3打差の4位で出た稲見萌寧(Rakuten)は1イーグル、2バーディー、ボギーなしの68で回り、通算12アンダーで3位だった。4番パー3でプロ2度目のホールインワンを達成。プライベートは10度以上、ショートコースを含め60度以上もホールインワンを決めていることを明かした。西村優菜(スターツ)が17アンダーでツアー通算5勝目。

 193ヤードの4番パー3。稲見が4ユーティリティーで放ったショットは、フェードの軌道を描いてピン手前4ヤードに着弾した。ボールはスライスラインに乗ってカップイン。両手を挙げて、大喜びした。

「『やった~』というより、驚きました。めちゃくちゃうまく打てて、入った瞬間も見えました」

 もっとも、稲見にとってホールインワンは珍しいことではなかった。プロデビュー後は、2019年5月の中京テレビ・ブリヂストンレディス第2日に続き2度目だが、質疑応答の流れでサラリと明かした。

「試合ではアマチュアの時に1回ありますし、プライベートを含めると10回以上ですね。中学、高校時代は結構入れていたので。ショートコースを入れたら60回以上はあります」

 東京五輪銀メダリスト、世界トップレべルのショットメーカーならでは“告白”。今季2勝目は逃したが、稲見は得意のショットと好調なパットを武器に、次戦アース・モンダミンカップ(23~26日、千葉・カメリアヒルズCC)を戦う。(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)