全米オープン初日 米男子ゴルフの今季メジャー第3戦・全米オープン(OP)で生まれた“悲劇”が話題だ。16日、マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ(7254ヤード、パー70)で初日が行われ、アダム・スコット(オーストラリア)は2バーディー、…

全米オープン初日

 米男子ゴルフの今季メジャー第3戦・全米オープン(OP)で生まれた“悲劇”が話題だ。16日、マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ(7254ヤード、パー70)で初日が行われ、アダム・スコット(オーストラリア)は2バーディー、1ボギーの通算1アンダーで首位と3打差につけた。8番パー5ではピンまで60ヤードからアプローチするも飛距離はまさかの3ヤード止まり。海外ファンからは「親近感持てる…」と同情を誘っている。

 524ヤードの8番パー5。スコットはピンまで60ヤードにつけた3打目を上り坂のフェアウェーから放った。グリーンに着弾させたが、斜面をわずかに登り切らず、ボールはゆっくりと戻ってくる。最終的には打った場所とほぼ変わらない位置でストップ。その飛距離わずか3ヤードとなってしまった。これには米実況席からも「足元まで戻ってきます」「4打目はほぼ同じ位置からですね」と苦笑いが漏れていた。

 実際の映像をPGAツアー公式ツイッターが公開。文面に「このショットの飛距離は3ヤード……ザ・カントリー・クラブは冗談ごとじゃない」と記した。米ファンからは「これは残酷だ」「なんてこった!」「親近感持てる……」「惜しかったね」「もし自分にこれが起きたらコースから変えるね(笑)」「魂破壊される」「ゴルフは難しい」「気持ちわかるわ」とコメントが寄せられていた。

 このホールをなんとかパーでしのいだスコットは、最終18番でバーディーを奪い通算1アンダー。首位のアダム・ハドウィン(カナダ)と3打差の17位で初日を終えた。(THE ANSWER編集部)