男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)は12日、シングルス決勝が行われ、第1シードのD・メドベージェフはワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク205位のT・ファン・ライトーフェン(オランダ)…

男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)は12日、シングルス決勝が行われ、第1シードのD・メドベージェフはワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク205位のT・ファン・ライトーフェン(オランダ)に4-6, 1-6のストレートで敗れ、今季初優勝とはならなかった。試合後のオンコートインタビューでは「君には才能がある」と述べた。
今大会の上位4シードは1回戦免除のため、初戦となった2回戦で元世界6位のG・シモン(フランス)、準々決勝で同49位のI・イヴァシカ、準決勝で世界ランク70位のA・マナリノ(フランス)を破り勝ち上がりを決めたメドベージェフ。決勝進出は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来 約5か月ぶりとなった。
この試合の第1セットでは第2ゲームでブレークを許したメドベージェフ。第3ゲームでブレークバックに成功するも第10ゲームで再びブレークを許し先行される。続く第2セット、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率が36パーセントに留まったメドベージェフは第1ゲームから5ゲーム連取を許し、1時間5分で力尽きた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載し「アメージングな1週間だったね。(君は)決勝で世界2位をストレートで撃破したんだから、きっといい気分だろうね! 今日はすごい試合だった。この調子で続けてくれ。僕はジュニア時代の君を覚えているよ。君には才能があるから、もっとこういう試合をして、こういう大会に出るべきだね。君と君のチームを祝福するよ」と語った。
一方、勝利したファン・ライトーフェンはツアー大会初優勝となった。