9日から宮里藍サントリーレディス 国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディスが9日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で開催される。8日はプロアマ大会後、西村優菜(スターツ)が囲み取材に応じた。前週に出場した全米女子オープン…

9日から宮里藍サントリーレディス

 国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディスが9日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で開催される。8日はプロアマ大会後、西村優菜(スターツ)が囲み取材に応じた。前週に出場した全米女子オープンは予選落ち。「気持ちの整理をつけるのが難しかった」と明かし、オフから練習してきた7番アイアンでのアプローチを磨き、8月の全英女子オープンに挑戦する意欲を示した。

 全米女子オープンで予選落ちした西村は、決勝ラウンド開催中の2日間は会場コースで練習を重ねていたという。帰国は前日7日。一夜明けでプロアマ戦に出場し、「時差ボケを感じないぐらいでした。ただ、疲れました……」と少し眠そうな表情で話した。

 米国での2日間はコースの難しさに対応できず、「まずまずの調子で行ったので、悔しさはあります。気持ちの整理も難しかったです」と振り返った。学んだことを問われると、「(海外の選手は)神経質になりすぎず、楽しむことを忘れていないと感じました」と即答した。

 さらに「グリーン周りが硬くて、あまりウエッジが使えない中で、アプローチにもいろんなバリエーションが必要だと確認しました。私もオフに7番アイアンでのアプローチの練習をしていたのですが、もっと精度を上げていかないと……」と更なるレベルアップの必要性を口にした。

 7番アイアンでの転がすアプローチは、今季国内ツアーでも使っている。西村は6日付の世界ランキングで48位。27日時点で50位以内に入れば、全英女子オープンの出場権を獲得できる可能性があり、「出られたら出たいです」と話している。リンクスで行われる同大会でも、7番アイアンは武器になり得る。全米の借りを全英で返すべく、西村はスキルを磨き続ける。(THE ANSWER編集部)