テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、女子シングルス決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第18シードのC・ガウフ(アメリカ)を6-1, 6-3のストレートで破り、マッチ35連勝…

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、女子シングルス決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第18シードのC・ガウフ(アメリカ)を6-1, 6-3のストレートで破り、マッチ35連勝で2年ぶり2度目の優勝。6大会連続のタイトル獲得となった。試合後には「すべてをやり遂げたという感じ」と明かした。
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今季、2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)、4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)、5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)でタイトルを獲得し5大会連続優勝中のシフィオンテク。今大会の準決勝では第20シードのD・カサトキナを6-2, 6-1のストレートで下して勝ち上がりを決めた。
この試合の第1セット、シフィオンテクは第1ゲームでブレークに成功。四大大会初の決勝となった18歳ガウフをストローク戦で圧倒し3度のブレークを奪って先行する。続く第2セットでは第1ゲームでブレークを許すも第4ゲームでブレークバックに成功。5ゲームを連取し、1時間8分で勝利。決勝戦で9大会連続のストレート勝ちを収めた。
大会の公式サイトはシフィオンテクのオンコートインタビューのコメントを掲載し、次のように語った。
「正直なところ、これまで期待したことはなかったけど、今回はここに来るために懸命に取り組んだ。かなりタフで、プレッシャーも大きかったけどね。ここに来るたびにモチベーションが上がるので、また来たいわ」
「最後にウクライナに言いたいことがある。強くあってください。ドーハでの最初のスピーチの時から、状況が良くなっていることを望んでいたけど、まだ希望を持って応援しようと思っている」
なお、21歳で世界ランク1位のシフィオンテクは今回の勝利によってツアー連勝記録を“35”に伸ばし、2000年以降ではV・ウィリアムズ(アメリカ)の記録に並び歴代1位となった。
【2000年以降の連勝記録】
1.V・ウィリアムズ 35連勝(2000年)
1.シフィオンテク 35連勝(2022年)
3.S・ウィリアムズ(アメリカ) 34連勝(2013年)
4.J・エナン(ベルギー) 32連勝(2008年)
5.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
6.V・アザレンカ 26連勝(2012年)
7.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
8.エナン 24連勝(2005年)
8.V・ウィリアムズ24連勝(2002年)
10.大坂なおみ 23連勝(2021年)

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