男子テニスで世界ランク3位のA・ズベレフ(ドイツ)は4日に自身のインスタグラムを更新。R・ナダル(スペイン)との全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝での右足首の負傷について最初の検査を行ったことを明かした。>…

男子テニスで世界ランク3位のA・ズベレフ(ドイツ)は4日に自身のインスタグラムを更新。R・ナダル(スペイン)との全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝での右足首の負傷について最初の検査を行ったことを明かした。
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大会初の決勝進出を目指し準決勝に臨んだズベレフはこの試合の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功。その後、第8ゲームでブレークバックを許し、続く第10ゲームではセットポイントとなるブレークチャンスを3度握られるも全て凌ぎタイブレークに突入。タイブレークでは4度のセットポイント活かせず、ナダルに3度目のセットポイントをものにされ、1時間34分に及ぶ激闘の末に先行される。
続く第2セットではお互いにブレーク合戦に。4度ずつブレークを奪い合うと迎えた第12ゲームでズベレフが転倒。足首を痛めると車いすに乗って退場しメディカルタイムアウトを取る。その後、コートには松葉杖をついて戻る事態となり、試合続行はできず、約3時間で終了した。
ズベレフは投稿で次のように明かした。
「こんにちは、皆さん。今、帰国の途につき、最初のメディカルチェックを行った。右足の外側靭帯を何本か切ってしまったようだ。月曜日にドイツに飛んで、さらに詳しい検査を行い、回復のための最良の方法を決定する予定だ」
「昨日から世界中の皆さんから頂いた温かいメッセージに感謝している。皆さんの応援は、今の僕にとって大きな意味を持っている。そして、このような状況下で僕の面倒をよく見てくれたGOODWILL Private Aviation(飛行機チャーターの会社)の友人たちにも感謝している」
「今後の展開については、できる限り更新していきたいと思う」
一方、勝ち上がったナダルは2020年以来2年ぶり14度目の優勝に王手をかけて決勝で第8シードのC・ルード(ノルウェー)と対戦する。