男子テニスで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は3日にSNSを更新。同日行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の男子シングルス準決勝で、転倒し右足を痛めて途中棄権をしたA・ズベレフ(ドイツ)へメッセ…

男子テニスで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)は3日にSNSを更新。同日行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の男子シングルス準決勝で、転倒し右足を痛めて途中棄権をしたA・ズベレフ(ドイツ)へメッセージを送った。
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同一戦は第2セット、第12ゲームでズベレフが転倒。足首を痛めると車いすに乗って退場しメディカルタイムアウトを取る。その後、コートには松葉杖をついて戻る事態となり、試合続行はできず、約3時間で終了した。
ジョコビッチはインスタグラムのストーリー上で、松葉杖をつくズベレフの写真に「早い回復を願うよ、サーシャ」とメッセージを添えて、エールを送った。
さらに、この日対戦相手だったR・ナダル(スペイン)もインスタグラムでズベレフとの写真を投稿し、「決勝に進むには最高の方法ではない。サーシャの早い回復を願う」とつづった。
また、突破を決めたナダルは試合後のオンコートインタビューで、「コートに戻る前、サーシャ(ズベレフ)と一緒に小さな部屋にいたけど、そこで彼が泣いているのを見るのは、とても辛かった」と明かしている。
2020年以来2年ぶり14度目の優勝に王手をかけたナダルは、決勝で第8シードのC・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは準決勝で第20シードのM・チリッチ(クロアチア)を2-6, 6-4, 6-2, 6-2の逆転で破り、四大大会初の決勝進出を果たした。