バンクオブホープ・マッチプレーで決勝進出 米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーのバンクオブホープ・マッチプレーは29日(日本時間30日)、ネバダ州のシャドークリークGC(6777ヤード、パー72)で準決勝と決勝が行われた。今季から米女子ツアー…

バンクオブホープ・マッチプレーで決勝進出

 米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーのバンクオブホープ・マッチプレーは29日(日本時間30日)、ネバダ州のシャドークリークGC(6777ヤード、パー72)で準決勝と決勝が行われた。今季から米女子ツアーに参戦の古江彩佳(富士通)は準決勝で、リリア・ヴ(米国)に2アンド1で快勝。決勝ではツアー5勝のチン・ウンヒ(韓国)と対戦して奮闘するも、3アンド2で敗れて準優勝(2位)となった。

 決勝に進出した古江は、7番を終えて1アップとリード。しかし、8番からは3ホール連続でウンヒに奪われた。11番は取り返したが、12番を失って再び2ダウンとなった。その後は引き分けのホールが続いたが、16番をダウン。この瞬間、3アンド2でウンヒの勝利が決まった。

 古江は初日から持ち前のショットの正確さとアプローチ、パターで強豪選手に対抗。ジョディ・エワート(英国)との準々決勝では、22ホールの死闘の末に勝利を飾った。前半だけで4ダウンと窮地に立たされるも、後半から反撃。12番で1つ取り返すと、14、15番も奪って1ダウンまで差を縮めた。後がない18番では、エワートがパーを逃すと古江はパーパットを沈めてプレーオフに持ち込んだ。迎えた4ホール目、長いパーパットを沈めて勝利を手にした。

 米女子ツアー1年目での勝利は逃したものの、古江はこの勢いで今季海外メジャー第2戦・全米女子オープン(6月2~5日)に参戦する。(THE ANSWER編集部)