米女子高校ゴルフ大会のピン位置に米メディア注目「不公平だ」 米女子高校生のゴルフ大会で設定された難しすぎるピン位置が話題だ。27日(日本時間28日)にアイオワ州のリバー・バレーGCで行われた女子高校生ゴルフ大会。平均スコアがクアドラプルボギ…

米女子高校ゴルフ大会のピン位置に米メディア注目「不公平だ」

 米女子高校生のゴルフ大会で設定された難しすぎるピン位置が話題だ。27日(日本時間28日)にアイオワ州のリバー・バレーGCで行われた女子高校生ゴルフ大会。平均スコアがクアドラプルボギー(+4)を記録した超難関18番に、米メディアは「不可能なピン位置」「選手たちもイライラ」と脚光を浴びせた。選手たちが苦戦する様子の動画が、再生回数160万回を超えるなど拡散している。

 ボールがなかなか入らない。グリーン上からパットを放つ選手たち。1メートルもない距離から打っても、カップの縁をかすめる。斜面をコロコロと転がり落ち、グリーンを出てしまう選手もいた。反対側の斜面下から打った選手のボールは登り切らず逆戻り。斜面上から慎重に狙ったパットは、一気に加速してグリーンオーバー。中には手を挙げて不満を露わにする選手もいた。

“凶悪”グリーンでプレーする動画を、アイオワ州地元局「WHO-DT」でインターン中のジェイク・ブレンド記者がツイッターに公開した。文面で「18番は平均クアドラプルボギーだった」と報告。「ゴルファーが悪かったのではなく、私が今まで見た中で最も不公平なピン位置だった。この斜面は選手にチャンスを与えない」と状況を説明した。

 選手を苦しめたピン位置に米メディアも注目。米専門メディア「ゴルフ.com」は「18番の不可能なピン位置が高校の州選手権で混乱を起こす」との見出しで記事を掲載。「悲惨な結果の映像」「選手もイライラし、お手上げだった」と伝えた。米専門サイト「ゴルフウィーク.com」も「最大のストーリーは18番の理不尽なピン位置。平均クアドラプルボギーの原因となった」と報じていた。(THE ANSWER編集部)