チャールズシュワブ・チャレンジ 米男子ゴルフのチャールズシュワブ・チャレンジは27日(日本時間28日)、テキサス州フォートワースのコロニアルCC(7209ヤード、パー70)で第2日が行われ、4月のマスターズを制した25歳スコッティー・シェフ…

チャールズシュワブ・チャレンジ

 米男子ゴルフのチャールズシュワブ・チャレンジは27日(日本時間28日)、テキサス州フォートワースのコロニアルCC(7209ヤード、パー70)で第2日が行われ、4月のマスターズを制した25歳スコッティー・シェフラー(米国)が5バーディー、ボギーなしの65で回り、通算9アンダーで首位をキープした。18番では目の前の木を越すトリッキーなショットを披露。動画内の米実況席も「そのルートは想定外でした」と驚いた。

 思いもよらぬ発想だ。440ヤードの18番パー4。シェフラーは第1打をフェアウェー左のラフに入れた。ピンまで137ヤードだが、わずか数メートル前には背の高い木がせり出している。枝の下を通すのかと思いきや、木を越すルートを選択。クラブを強引に振り抜くと、ボールはピンまで約10メートルのグリーン上で止まった。米実況席も「そのルートは想定外でした」「Wow」と驚く一打だ。

 動画を公開したPGAツアー公式インスタグラムは、文面で「スコッティー・シェフラーは出し惜しみしない」と記して紹介。米ファンからは「これは異常だね」「タイガーみたいだ」「自信に満ち溢れてるな」「フェアじゃないほど上手すぎる」「スゲー」と衝撃を受けた様子のコメントが寄せられていた。

 シェフラーはこのホールをパーでしのぎ、この日は5つ伸ばして終了。世界ランク1位が今年5勝目へ、視界良好だ。(THE ANSWER編集部)