スピースが見せたリカバリーショットとは 米男子ゴルフのチャールズ・シュワブチャレンジは26日、テキサス州・コロニアルCC(7209ヤード、パー70)で開幕した。ジョーダン・スピースは4バーディー、3ボギーの69で回り、首位と3打差の26位で…

スピースが見せたリカバリーショットとは

 米男子ゴルフのチャールズ・シュワブチャレンジは26日、テキサス州・コロニアルCC(7209ヤード、パー70)で開幕した。ジョーダン・スピースは4バーディー、3ボギーの69で回り、首位と3打差の26位で初日を終えた。この日は2度も林の中に打ち込みながら、いずれも好リカバリーを披露。「彼よりうまい選手いるか?」「ただただインクレディブル」と米ファンから驚きの声が挙がっている。

 難しい位置からいずれも上手く打った。まずは15番パー4、第1打を左に曲げたスピースのボールは、木々が生い茂る中に着弾。第2打はフェアウェーに戻すだけになってもおかしくなかったが、入念に確認した後に、直接グリーンを狙った。前方の木を避け、高く打ち上げたボールは上手くグリーン端に乗った。米実況席も信じられない様子だ。

 この後パーパットを外し、ボギーとなったが、最終18番パー4でも同じようにティーショットを林に打ち込んでしまった。しかし、今度は低い打球でグリーンを狙う。木の間を通したボールは見事にグリーンに乗り、ピンへ向かっていく。カップのわずかに右を通過し、わずかにグリーンをオーバーしたが、見事なリカバリーショットでこのホールはパーとした。

 PGAツアー公式ツイッターは「ときどき、スピースは我々には見えないプレーをする」などと文面に記し、名手が木々の中から打った2本のショットを動画で公開。米ファンからは「ただただインクレディブル」「クレイジーショット!」「これはクール」「最もクレイジー」「彼よりうまい選手いるか?」「ジョーダン最高だぜ」などとコメントが集まっていた。(THE ANSWER編集部)