女子ゴルフ・フジサンケイレディス最終日 国内女子ゴルフのフジサンケイレディス(静岡・川奈ホテルGC富士、6447ヤード、パー71)最終日は24日、1打差2位で出た「黄金世代」の木下彩(長府製作所)は「74」とスコアを落とし、優勝を逃したもの…

女子ゴルフ・フジサンケイレディス最終日

 国内女子ゴルフのフジサンケイレディス(静岡・川奈ホテルGC富士、6447ヤード、パー71)最終日は24日、1打差2位で出た「黄金世代」の木下彩(長府製作所)は「74」とスコアを落とし、優勝を逃したものの、通算6アンダーで自己最高6位。そっくりと言われていることが話題になった同期の渋野日向子(サントリー)からは「頑張ってね」と激励の言葉を受けていた。

 首位と1打差2位、最終組でスタートした木下。「緊張はすると思うけど、いつも通りでいけたらいい」と話していたが、前半だけで4つのボギーが先行し、優勝争いから脱落した。それでも、後半は3つのバーディーを奪って巻き返し、通算6アンダーの6位。「(最終組は)疲れました。緊張感? ちょっと朝はありましたが、だんだん慣れました」と振り返った。

 前日は大会コースレコードに並ぶ「63」を出し、川奈の主役に。「いろんな人から電話が来ました」という。会見では、渋野とそっくりと言われていることが話題になり、中学時代から交流がある仲の良さを明かしていた。その渋野からラウンド後に激励があったといい、「(連絡が)来ました。ストーリーにあげてもらって。『頑張ってね』と」と明かした。

 優勝こそ逃したが、自身初のトップ10入りで堂々の6位。「ショートゲームは下手なので、ショットの精度を上げて、上に行きたい」。優勝したのも同組でラウンドした黄金世代の高橋彩華。この経験を糧に、渋野らに続く世代12人目のツアー優勝を目指す。(THE ANSWER編集部)