女子ゴルフ・フジサンケイレディス第2日 国内女子ゴルフのフジサンケイレディス(静岡・川奈ホテルGC富士、6447ヤード、パー71)第2日は23日、24位から出た「黄金世代」の23歳・木下彩(長府製作所)が8バーディー、ノーボギーで大会コース…

女子ゴルフ・フジサンケイレディス第2日

 国内女子ゴルフのフジサンケイレディス(静岡・川奈ホテルGC富士、6447ヤード、パー71)第2日は23日、24位から出た「黄金世代」の23歳・木下彩(長府製作所)が8バーディー、ノーボギーで大会コースレコードタイの「63」で回り、通算9アンダー。1打差2位に浮上した。会見で話題になったのは、同世代の渋野日向子(サントリー)とそっくりと言われること。いったい、本人の胸中は――。

 木下の会見で質問が飛んだのは、渋野とそっくりと言われることだった。

「めっちゃ言われます!」

 渋野が仲の良い選手を問われ、木下を最初に挙げていたと質問されると「私を出してくれたんですか?」と恐縮。しかし、木下は山口、渋野は岡山の出身で中学時代から顔見知り。「初めまして(の時)からずっと喋ってました」といい、かつてステップ・アップ・ツアーに2人で出場した際は一緒に食事をする仲だった。

 呼び名は渋野が「あやたん」、木下が「渋野」。そっくりと言われることについて、本人は「そんな似とるかな? (渋野が契約している)PINGの帽子を被ったらヤバイかな(笑)」と笑ったが、顔はもちろん、ところどころ出るその中国地方のイントネーションも似ている。

 実は、2人のそっくりぶりは過去にネット上で話題になったこともあった。2019年のJLPGA年間表彰式にそろって出席し、木下が渋野との2ショットをインスタグラムに掲載。「同じ顔が2つ」「姉妹みたい」などの声が上がっていた。

 木下は「もう今は上の人なので」と言うが、渋野の話をする際は緊張気味だった会見で一番楽しそうだった。

 この日は大会コースレコードタイの「63」で黄金世代11人目のVも射程圏。もし優勝すれば、その顔も中国訛りのコメントも一気に全国区になるかもしれない。(THE ANSWER編集部)