女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は20日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク1位で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が同342位のE・リス(ドイツ)を6-1, …

女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は20日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク1位で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が同342位のE・リス(ドイツ)を6-1, 6-1のストレートで破り、初戦突破を決めた。また、この勝利によってシフィオンテクは公式戦20連勝を達成している。
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上位4シードが1回戦免除のため、この日が初戦となったシフィオンテク。第1セット、第2ゲームで最初のブレークを奪うと、第4ゲームでもブレークに成功して5ゲームを連取し先行する。第2セットでは第1ゲームからブレークを奪うと、その後も3度のブレークに成功。1時間4分で初戦を制した。
勝利したシフィオンテクは、準々決勝で第8シードのE・ラドゥカヌ(イギリス)と世界ランク118位のT・コルパッチ(ドイツ)の勝者と対戦する。
また、女子テニス協会のWTAによると、シフィオンテクのこの連勝記録は21世紀に入って8番目の長さであり、世界ランク35位の大坂なおみが持つ連勝記録“23”まで、あと3試合と迫っているようだ。大坂はこの記録において7位にランクしている。
20歳のシフィオンテクは2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP250)の2回戦でJ・オスタペンコ(ラトビア)に敗れて以降、負け知らずで、同月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)でタイトルを獲得。
マイアミ・オープンの決勝では大坂なおみを6-4, 6-0のストレートで破っている。
これらの成績と先月23日に女王A・バーティ(オーストラリア)が引退を表明したことで、20歳のシフィオンテクは28人目の世界ランク1位に。ポーランド出身の選手としては男女を通じて史上初、また2010年に1位になったC・ウォズニアッキ(デンマーク)に次ぐ若さでトップに立った。