チチパス連覇「誇りに思う」

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）は１７日、シングルス決勝が行われ、第３シードのＳ・チチパス（ギリシャ）が世界ランク４６位のＡ・ダビドビッチ フォキナ（スペイン）を6-3, 7-6(7-3)で下し、今季ツアー初優勝とともに大会２連覇を達成した。試合後、チチパスは「自分自身を誇りに思う」と語った。
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昨年覇者で世界ランク５位のチチパスは、準決勝で第２シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）を6-4, 6-2のストレートで破り、一方のダビドビッチ フォキナは世界ランク２９位のＧ・ディミトロフ（ブルガリア）を6-4, 6-7(2-7), 6-3のフルセットで下し、自身初のツアー決勝進出を果たした。
第１セット、第３ゲームでダビドビッチ フォキナが先にブレークに成功するも、チチパスが第４、第８ゲームをブレークし、第９ゲームをラブゲームで締めて３１分で先取する。
第２セット、ゲームカウント4-4で迎えた第９ゲームでチチパスがブレークに成功してサービングフォーザチャンピオンシップを迎えるも、決めきれず。
タイブレークに突入するとチチパスはスコア0-1から５ポイントを連取して勝利を決定づけ、今季初優勝、そしてキャリア通算８勝目を大会連覇で飾った。
試合後のチチパスのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「自分自身を誇りに思う」と語った。
「一時はうまくいかなかったけど、落ち着いて試合を終わらせることができた。自分のプレーを信じることができたことを、誇りに思うよ。時には自分を疑ってしまうこともあるけれど、常に顔を上げていることが大切なんだ」

「彼（ダビドビッチ フォキナ）は、いきなり信じられないようなウィナーを打ったり、予測不可能なプレーをしたりするんだ。でも、僕はそれを最小限に抑えることができた。彼が危険な相手であることは分かっていたけれど、この勝利は僕にとって大きなものだ。今後、僕たちは彼の素晴らしい結果を見ることができると思うよ」
チチパスは１８日に開幕するバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）に、第１シードとして出場する。