女子ゴルフ珍事、3人並んだ「桃子」最終日へ　大里「耐えられた」上田「楽しみたい」

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日

　国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日が9日、埼玉・石坂GCで行われた。4位から出た鈴木愛（セールスフォース）が、6バーディー、1ボギーの67で通算8アンダー。単独首位に立ったが、それを追う選手のリーダーボードが話題に。2位に大里桃子、3位に上田桃子と岸部桃子という3人の「桃子」が並んだ。

　3人の「桃子」が躍動した。大里は16番パー3でバーディーを奪い、通算6アンダーとした。すでにホールアウトしていた上田、岸部と並んで2位タイに。この時のリーダーボードを見ると、上から「上田桃子」「大里桃子」「岸部桃子」と3人の桃子が並ぶことに。最終的に大里は通算7アンダーまで伸ばし、単独2位としたが、3つ並んだ「桃子」は変わることはなく、最終日を迎えることになった。

　最終日は鈴木とともに大里と岸部が同組でラウンド。それぞれのコメントは以下の通り。

■2位 大里桃子

「昨日はボギーがなかったので、『今日はボギー来るよな』と思っていました。それなりに耐えられた感じですが、テレビの方たちが来たので、『そこそこ上位かな』というくらいの気持ちでした。本調子ではないんですけど、ここまでスコアを作れているので、しっかりと整えて（最終日に）臨みたいと思います」

■3位 上田桃子

「追いかけていく方が自分には合っていると思いますし、しっかりと1日通してプレーし、イーグルを心がけたいと思います。距離が短くても、風が舞って難しいので、その辺のジャッジをキャディーさんとコミュニケーションを取りながらしていけば、イーグルを取れると思います。楽しみながら回れたらと思います」

■3位 岸部桃子

「（今大会はティーチングプロの妹・華子がキャディー）今も一緒に住んでいますし、私を知り尽くしていて、いいタイミングで水をくれたりしました。メンタル的に助かりました。（最終組は）いい位置で緊張すると思いますが、また、妹と楽しくやれたらと思います」（THE ANSWER編集部）