昨年2月の自動車事故から復帰、6番パー3で復帰後初バーディーを記録 男子ゴルフの海外メジャー第1戦マスターズ(米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC、7510ヤード、パー72)第1日は7日(日本時間8日)に行われ、昨年2月の自動車事故以…

昨年2月の自動車事故から復帰、6番パー3で復帰後初バーディーを記録

 男子ゴルフの海外メジャー第1戦マスターズ(米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC、7510ヤード、パー72)第1日は7日(日本時間8日)に行われ、昨年2月の自動車事故以来となる復帰となったタイガー・ウッズ(米国)が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算1アンダー10位となった。6番パー3で待望の初バーディー。引き連れた大ギャラリーから歓声が上がり、感動の瞬間はネット上でも大いに盛り上がっている。

 この瞬間を待っていた。イーブンで迎えた6番パー3、ウッズがティーショットを放つと、ボールはピン方向に一直線。ピン2メートル手前に着弾すると、この瞬間にもう大歓声が上がった。そのまま弾んで1メートルにピタリ。引き連れた大ギャラリーから指笛と拍手が鳴り響き、歓声を上げた。ウッズはそのままきっちりとパットを沈め、楽々バーディーを奪った。

 今まで幾多のバーディーを奪ってきたが、この意味は格別だ。大けがを負う自動車事故に遭い、選手生命が危ぶまれながらマスターズで復帰。ただ18ホールを回るだけではなく、その技術でギャラリーを沸かせた。この瞬間をマスターズ公式ツイッターは「タイガーは第86回マスターズでレッドナンバー(アンダーパー)を達成」と速報し、動画付きで紹介。再生回数は瞬く間に100万回を超えた。

 米ファンからも「なんというショット」「タイガーが戻ってきた!」「タイガーこれマジで勝っちゃうぞ」「唯一無二の存在」「この存在は永遠」「息ができないほど私は感動している」「美しいショット」などの感嘆の声がコメント欄に寄せられた。この日は3バーディー、2ボギーの71で回り、アンダーパーでプレー。通算1アンダーで首位と4打差の10位タイにつけたウッズ。ゴルフ界の生けるレジェンドが帰ってきた。(THE ANSWER編集部)