男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準決勝が行われ、第20シードのT・フリッツ(アメリカ)が第7シードのA・ルブレフを7-5, 6-4のストレートで破り、自身初の…

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準決勝が行われ、第20シードのT・フリッツ(アメリカ)が第7シードのA・ルブレフを7-5, 6-4のストレートで破り、自身初のATPマスターズ1000決勝進出を決めた。試合後には「信じられない。現実味がない。ただ、この瞬間を受け止めて、明日の決勝に臨みたいんだ」と語った。
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フリッツとルブレフは同い年の24歳、過去の対戦成績は2勝2敗の五分。
同大会では2009年・2010年のA・ロディック(アメリカ)以来となる、地元アメリカ勢として2年連続の4強入りを果たした24歳フリッツに対して、ルブレフはマッチ13連勝を飾って準決勝へ勝ち上がった。
この日フリッツは、第2ゲームでブレークに成功したものの、第9ゲームでブレークバックを許し、ゲームカウント5-4とリードする。さらに第11ゲームから2ゲーム連取に成功し、1時間で第1セットを先取。第2セットでは互いにサービスキープが続くも第10ゲームでブレークに成功し、1時間50分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは試合後、フリッツのコメントを公式サイトで紹介している。
「今日は間違いなく、今大会で一番いい試合ができたと思う。他の試合では、もう少し安全なプレーをしていたけど、今日はよりアグレッシブに、よりしっかりとグラウンドストロークをすることができた」
「今日は彼に挑んで、自分のゲームをしようとした。うまくできたので、とても助かった」
勝利したフリッツは決勝で第4シードのR・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは準決勝で第19シードのC・アルカラス(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。