体重や体調が気になる時、何となく敬遠しがちな居酒屋。アルコールだけでなく、ついつい揚げ物の食べ過ぎや、栄養の偏りも気になりますよね。でも、いくつかのポイントを押さえてメニューを選び、食べる順番を意識すれば、ダイエットや健康をサポートしてく…

 体重や体調が気になる時、何となく敬遠しがちな居酒屋。アルコールだけでなく、ついつい揚げ物の食べ過ぎや、栄養の偏りも気になりますよね。でも、いくつかのポイントを押さえてメニューを選び、食べる順番を意識すれば、ダイエットや健康をサポートしてくれる食事になります。

そこで、予防医学マイスター、予防医学士の坂田武士氏も実践。ダイエット中でも安心!居酒屋メニューの選び方をご紹介します。

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居酒屋メニュー選び4つのポイント

<ポイント①>食物繊維ファースト
血糖値の上昇を緩やかにし、脂肪の吸収を抑制する効果が期待できる「食物繊維」から食べましょう。海藻類やキノコ類の入っているサラダを選び、ドレッシングは別添えでリクエストし、自分で量を調整できるようにしましょう。

<ポイント②>スープ・鍋類、タンパク質をしっかり食べる
体を温めるスープ、鍋などはおすすめ。魚や肉、大豆、卵などのタンパク質は積極的に摂るようにしましょう。

<ポイント③>調理法は、生・煮る・蒸す・焼く
タンパク質を食べる時は、味付けと調理法で見極めるようにしましょう。
◎ 生、煮る、蒸す、焼くなど
× 揚げる、炒めるなど油を使って調理されるもの

<ポイント④>〆は、お米を選ぶ
太るイメージがあるかもしれませんが、ごはんです。ほとんどは水分なので〆を食べるならお米類がおすすめ。おにぎりやお茶漬けなどを選びましょう。麺やパンは油分・糖分が多く、軽くて食べすぎてしまうので注意が必要です。

「何を、どういう順番で食べるかによって、体への負担が変わってきます。調理法や食べる順番も意識してメニューを決めましょう。」と坂田氏。ダイエット中の方、健康が気になる方は、ポイントを押さえてメニューを選んでみてください。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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坂田 武士

一般社団法人日本予防医学マイスター協会 代表理事
株式会社サムライフ 代表取締役

昭和大学薬学部薬学科を卒業後、薬剤師免許を取得。大手製薬会社勤務や特別養護老人ホームの施設長などを経て、予防医学やエイジングケアの重要性を感じ、2009年株式会社サムライフを設立。2019年一般社団法人日本予防医学マイスター協会を設立し、全国で予防医学の資格認定を発行している。薬をすすめない薬剤師として、これまでに1万人以上の独自のオーダーメイド予防医学カウンセリングを行う。筋肉を維持して脂肪だけを落とす「オプティマムファスティング(R)」は、健康・美容業界のプロの間で広がり、便秘外来や整形外科のクリニックやエステサロン、プロスポーツ選手などにも取り入れられている。この方法を記した著者「4日間で脂肪だけをキレイに落とす本」(学研プラス)が好評を博す。

<保持資格>
薬剤師、予防医学マイスター(R)、予防医学士(R)、オプティマムファスティングコーディネーター(R)、スポーツファーマシスト