フランスのジャン・カステックス首相は3日、公式ツイッターを更新し、3月14日からワクチン接種パスの廃止と公共交通機関を除く屋内でのマスク着用義務化を解除する方針を発表。これにより男子テニスで世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)が全…

フランスのジャン・カステックス首相は3日、公式ツイッターを更新し、3月14日からワクチン接種パスの廃止と公共交通機関を除く屋内でのマスク着用義務化を解除する方針を発表。これにより男子テニスで世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)が全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に出場できる可能性が高まった。
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ジョコビッチは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)出場に照準を合わせていたが、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する資料が不十分であったことでビザ(査証)の取り消しがあり欠場。
2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)では昨年11月の国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ(スペイン/マドリッド、室内ハード)以来、約3カ月ぶりの公式戦出場を果たしたものの、準々決勝でJ・ヴェセリ(チェコ)にストレートで敗れベスト4進出を逃した。
また、同時期に行われていたアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でD・メドベージェフがベスト8進出を決めていたため、2月28日付のATP世界ランキングでジョコビッチは2位に。1位から陥落するのは2020年1月20日以来 約2年1カ月ぶりとなった。
2月14日には「BBC」の独占インタビューに応じ新型コロナウイルスのワクチン接種が必要であれば、全仏オープンとウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)などの大会を欠場するつもりだと明かしていたジョコビッチ。
昨年の全仏オープンでは2016年以来5年ぶり2度目の優勝を果たしており、今回出場することとなれば18度目の出場で2年連続3度目のタイトル獲得を狙うこととなる。



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