女子テニスで世界ランク115位のA・ポタポヴァ(ロシア)が1日にインスタグラムを更新し、アビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTA250)1回戦で対戦予定だった同15位のE・スイトリナ(ウクライナ)が棄権する可能性を…

女子テニスで世界ランク115位のA・ポタポヴァ(ロシア)が1日にインスタグラムを更新し、アビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTA250)1回戦で対戦予定だった同15位のE・スイトリナ(ウクライナ)が棄権する可能性を表明したことやロシアによるウクライナ侵攻について思いをつづった。
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20歳のポタポヴァは1日、同大会1回戦でスイトリナと対戦することになっていたが、前日の2月28日にスイトリナがウクライナ人選手を代表してロシア選手とベラルーシ選手と対戦しないことを表明。スイトリナはWTAの対応次第では棄権することを示唆した。
スイトリナらウクライナ人選手は28日の声明で、ロシア選手やベラルーシ選手は「国の象徴や色、国旗や国歌の表示なし」にすることを大会への出場条件にしてほしいと男子プロテニス協会のATPや女子テニス協会のWTA、国際テニス連盟のITFに要望している。
ポタポヴァは現状を取り巻く状況について自身の思いを告白した。
「ルールとして、子どもたちでさえそれぞれの成長する道を選択している。自分が子どもの頃のときも、試合を選んだり国を選んだり、対戦相手を選んだりすることなくテニスをプレーすることが夢だった。政治の世界の人々に説明するのは難しい。自分にとってはどの国出身であっても敵はいない。勝利のため、最高のテニスのため、結果のために戦っている」
「残念ながら、今、私たちプロのアスリートは実質的な人質になってしまっている。テニスをすることは私たちの選択であり夢である。日々大会を戦い、練習をし、常により良い結果を出そうとしている。申し訳ないが、自分は政治のことはよく分からないけど、悲しみや涙、そして戦争には反対したい」
「平和が世界を1つにする。そして誰もがその中で人間であり続けるべき。そして子どもたちは夢を見続けるべきだと思う」