男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は19日、シングルス準決勝が行われ、第7シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク38位のF・フォニーニ(イタリア)を6-2, 7-5のストレートで破…

男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は19日、シングルス準決勝が行われ、第7シードのC・アルカラス(スペイン)が世界ランク38位のF・フォニーニ(イタリア)を6-2, 7-5のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。
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今大会は雨による順延でスケジュールが消化しきれず、1日で準々決勝と準決勝の2試合を行ったアルカラス。準々決勝では第1シードのM・ベレッティーニ(イタリア)を6-2,2-6,6-2のフルセットで破っている。
この試合の第1セット、18歳のアルカラスは第1ゲームでいきなりブレークに成功。第7ゲームでもブレークを奪い先行する。第2セットでは第4ゲームでブレークを許しゲームカウント1-4トリードされるも第7・第11ゲームでブレークに成功し、1時間45分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「僕にはとても意味のあること。同じ日に2試合続けて勝てたことに自分でも驚いている。1勝するのも大変だけど、2勝するのはもっと大変なんだ」と語った。
昨年7月のクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)でキャリア初優勝を飾って以来 約7か月ぶりのツアー制覇を狙うアルカラスは決勝で第3シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。シュワルツマンは準決勝で世界ランク100位のF・セルンドロ(アルゼンチン)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破っての勝ち上がり。
次戦についてアルカラスは「決勝戦に集中している。彼(シュワルツマン)との決勝は本当にタフな戦いになると思う。彼はいいプレーをしているし、クレーコートでは本当にいい。とても楽しみだよ」と述べた。