男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)が世界ランク100位のF・セルンドロ(アルゼンチン)を7-6(7-4)…

男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)が世界ランク100位のF・セルンドロ(アルゼンチン)を7-6(7-4) 6-3のストレートで破り、2018年以来4年ぶり2度目の決勝戦進出を決めた。
>>ジョコビッチらドバイ選手権組み合わせ<<
>>YouTube サーブ上達は『トス』が命、初心者もりし 大会出場へ向け素振り100回の課題<<
2018年に同大会を制覇している世界ランク14位のシュワルツマン。この日は第3ゲームに最初のブレークをセルンドロに許すも、第10ゲームでブレークを奪う。タイブレークに突入するとこれに競り勝ち、第1セットを先取する。第2セットでは第3ゲームでブレークに成功すると、その後も2度のブレークを奪って、2時間で同胞対決を制した。
勝利したシュワルツマンは決勝戦で第7シードのC・アルカラス(スペイン)対戦する。アルカラスは準決勝で世界ランク38位のF・フォニーニ(イタリア)を6-2, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
また、シュワルツマンは雨による順延により、同日にダブルヘッダーで準々決勝も消化。同一戦では世界ランク74位のP・アンドゥハル(スペイン)を7-6(7-3),4-6, 6-4のフルセットで破り、3時間34分の熱戦を制しており、2試合合計5時間34分の戦いの末に決勝戦へ駒を進めている。
シュワルツマンは2016年のTEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッドクレー、ATP250)、2018年のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)、2019年のアビエルト・デ・テニス・ミフェル(メキシコ/ロスカボス、 ハード、ATP250)、昨年のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)に続く、自身5度目のツアータイトル獲得を狙う。