男子プロテニス協会のATP公式サイトは8日、現在開催中のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)に関する特集を掲載。ダラスの大学内で行われている同大会についてやトーナメントディレクターであるピーター・レベデフス氏のコ…

男子プロテニス協会のATP公式サイトは8日、現在開催中のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)に関する特集を掲載。ダラスの大学内で行われている同大会についてやトーナメントディレクターであるピーター・レベデフス氏のコメントがまとめられている。
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ダラス・オープンは2020年までニューヨーク・オープンと称し、2月のニューヨークで開催。昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止となり、今年からダラス・オープンに名称を変更し私立サザンメソジスト大学構内の屋内テニス施設で行われている。
また、ラインの内側を赤、外側を青で統一したコートはアメリカ国内で同大会のみの特長としてSNSなどで拡散されている。
トーナメントディレクターを務めるレベデフス氏は「みんなこの大会に気合いを入れているんだ。レストランに行き、僕がダラス・オープンの帽子をかぶっているのを見て『やあ、楽しみにしていたよ!』と言ってくれる。ダラスのような都市でATP250レベルのプロイベントを開催できることに興奮しているよ。アメリカのテニスを発展させ、促進し、支援することに尽力している」と語った。
大学の構内でATPのツアー大会が催されることについては「州や学校など、自分たちがいる場所に敬意を払う組み合わせだ。このコートでは、それを実現する素晴らしい機会になると思った。そして、あまり起こったことのないような、アメリカではユニークなものにしようと思っていた。少し変わったことをすると、人々は覚えてくれるもの。僕らは以前ニューヨークで黒いコートを張りSNSで成功したが、こういう試みは人々が思い出すきっかけのひとつになるだろう」とコメント。
「赤と青でボールがよく映えるし、選手にとってもテレビにとってもいいものになると思う。選手やファンにとって、ちょっと変わったユニークなものを提供することは、良い第一印象になるんだ。会場に入れば、赤いコートのダラス・オープンであることがわかるだろう。これまで話した人たちはみんなとても興奮している。地元の人たちは、テキサスに敬意を示すというアイデアを気に入ってくれているんだ」
同大会の第1シードはT・フリッツ(アメリカ)、第2シードはR・オペルカ(アメリカ)、第3シードはJ・イズナー(アメリカ)、第4シードはJ・ブルックスビー(アメリカ)、第5シードはA・マナリノ(フランス)、第6シードはM・クレッシー(アメリカ)、第7シードはM・ギロン(アメリカ)、第8シードはB・ナカシマ(アメリカ)
日本勢では世界ランク108位の西岡良仁が出場しており、8日に行われた1回戦で同166位のM・クルーガー(アメリカ)をストレートで破って初戦突破を果たした。