7日に開幕する男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)に第1シードとして出場する世界ランク4位のS・チチパス(ギリシャ)の前日会見が、男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載さ…

7日に開幕する男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)に第1シードとして出場する世界ランク4位のS・チチパス(ギリシャ)の前日会見が、男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載された。
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23歳のチチパスが同大会に出場するのは6年連続6度目。昨年はH・フルカチュ(ポーランド)K・ハチャノフ(ロシア)らを破り4強入りしたものの、準決勝でA・ルブレフ(ロシア)にストレートで敗れた。チチパスにとっては昨年の記録が最高成績となっている。
今年のABNアムロ世界テニス・トーナメントは第1シードにD・メドベージェフ(ロシア)が入る予定だったが、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の疲労を考慮し欠場を発表。チチパスがトップシードとして出場することとなった。
1月の全豪オープン以来の公式戦であり、今季初の室内ハードコートでの試合に臨むチチパス。会見ではその違いと適応についてコメントした。
「長い間、屋外でプレーしてきたから、ここで適応するにはもう少し時間がかかるね。数日間の練習で新しい環境に適応できるようになると思う。僕自身はすべてのサーフェスでプレーできると思っている。1つのサーフェスでしか通用しない選手にはなりたくない。すべてのサーフェスで同じようにプレーすることができるし、ATPが提供するすべてのサーフェスで毎シーズンポイントを獲得することができる選手がいい」
大会初制覇を目指すチチパスは1回戦で世界ランク47位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。
「初戦はいつも難しい試合になる。新しいコンディションでプレーしないといけないし、それにうまく対処しないとならない。アレハンドロ(ダビドビッチ フォキナ)は結果を出しているし、強い選手だ。まだ自分のポテンシャルを出し切っていないように見えるけど、今はその途上にいると思う。そんな試合をファンに見てもらうのはうれしいし、多くの人が戻ってきてくれるのが待ちきれない」
今大会の第2シードはルブレフ、第3シードはF・オジェ アリアシム(カナダ)、第4シードはフルカチュ、第5シードはD・シャポバロフ(カナダ)、第6シードはC・ノリー(イギリス)、第7シードはカラツェフ、第8シードはN・バシラシヴィリ(ジョージア)