男子テニスのタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、室内ハード、ATP250)は6日、シングルス決勝が行われ、世界ランク137位のJ・ソウサ(ポルトガル)が第6シードのE・ルースブオリ(フィンランド)を7-6 (11-9),4-…

男子テニスのタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、室内ハード、ATP250)は6日、シングルス決勝が行われ、世界ランク137位のJ・ソウサ(ポルトガル)が第6シードのE・ルースブオリ(フィンランド)を7-6 (11-9),4-6,6-1のフルセットで破り、2018年4月のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)以来 約3年10カ月ぶり4度目のツアー制覇を果たした。
>>西岡らダラス・オープンの組み合わせ<<
>>YouTube ド素人が【テニス】始めました、アイドル時代を経て初心者『もりし』奮闘<<
決勝戦、第1セットでは互いに1度ずつブレークを奪いタイブレークに突入。ソウサは序盤からリードを守り3度のセットポイントを握るがこれを決め切れずいると、2ポイントを連取され8-9と逆にセットポイントを迎える。しかし、これをしのぐとそこから3ポイントを取り、1時間15分で先行した。
第2セットでは2度のブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれたソウサだったが、ファイナルセットは3度ブレークチャンスを与えるもこれをセーブ。最後まで粘りのプレーを見せた32歳のソウサがリターンゲームで2度のブレークを奪い、2時間45分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはソウサのコメントが掲載された。
「今週は僕にとって最高の1週間になったね。この2年間は苦しい時期もあったし、今日タイトルを取れたことは夢みたいだ。もし半年前、決勝に残れるか聞かれたら『ノー』って答えるよ」
「エミール(ルースブオリ)は素晴らしい選手だから、試合を締めくくるのは難しいと分かっていた。彼は第2セットで素晴らしいテニスをした。僕は第3セット、自分のプレーをしなければと思っていたんだ」
一方、敗れた22歳のルースブオリはツアー初の決勝に駒を進めたが、キャリア初優勝を飾ることはできなかった。