則本が7回10奪三振！東北楽天が今季3度目の4連勝！

楽天―ロッテ 　ロッテ戦に先発し、７回を１失点で２勝目を挙げた楽天・則本＝Ｋｏｂｏパーク宮城【写真提供:共同通信社】

　好調の首位東北楽天と、チーム打率1割台と打線が奮わない千葉ロッテの対戦は、14安打の猛攻を見せた東北楽天が11対7で圧勝して同カード2連勝、チームとしては今季3度目の4連勝を飾った。

　東北楽天の先発は則本。初回から4回までは毎回複数奪三振の好投を見せ、結果的には7回1失点10奪三振0四球で先発投手の役割を十二分に果たした。「今日は調子が良かったので、ストライク先行で良いピッチングができたと思います」と振り返った則本。エースの好投に応えたのが東北楽天の打線。千葉ロッテの先発・スタンリッジに対して、初回こそ三者凡退も、2回に島内が先制2ランを放つと、続く3回にはウィーラーの2ランなどで一挙4得点。序盤に6点のリードを奪うと、6回にはペゲーロのタイムリー内野安打とウィ-ラーの犠牲フライで2点、さらに7回には藤田、三好のタイムリーなどで3点を追加。計14安打で11得点を奪った。

　敗れた千葉ロッテは、先発のスタンリッジが3回6失点で降板すると、2番手の大嶺祐が3回2失点、3番手の松永は1/3回3失点と次々と失点。収穫としては4番手で登場して1回2/3を無失点に抑えたルーキー・酒居の好投。打線はして9回に東北楽天の高梨、小山の両投手を捕らえて一挙6得点を奪ったが、大量失点を覆すには至らなかった。