知らぬ間にサッカーがうまくなる!?\"指導者いらずのボール\"とはhttp://www.sakaiku.jp/column/technique/2016/011451.htmlサッカーをするために欠かすことのできない唯一の用具。それがボール…

知らぬ間にサッカーがうまくなる!?\"指導者いらずのボール\"とは
http://www.sakaiku.jp/column/technique/2016/011451.html


サッカーをするために欠かすことのできない唯一の用具。それがボールです。スパイクやユニフォームの代わりはあっても、ボールがなければサッカーはできません。言い換えれば、ボールさえあればサッカーはどこでもできます。その手軽さこそ、サッカーが世界中で愛されるスポーツたる要因のひとつでしょう。

サッカーをするときに重要なのが、ボールを止めて、蹴ること。言うまでもなく、サッカーの基本中の基本です。ドイツのSVヴェルダー・ブレーメンを始め、複数のドイツのクラブで監督やコーチ、アカデミーダイレクターを務めた坂本健二さんは、ドイツに渡った当初、小学生が威力のあるスピードボールを蹴ることに驚いたそうです。なぜ、ドイツの子どもは小学生年代からしっかりとボールを蹴ることができるのでしょう? その秘密に迫ります。(取材・文 鈴木智之)


■ドイツでは、小学生から5号球と同じ大きさのボールを蹴る

「最初にドイツに渡ったとき、小学生が5号球を蹴って、ビュンッとすごい勢いで飛んでいくのを見て、すごいパワーだと驚きました。こんな国には、とてもじゃないけど勝てないなと(笑)。ただ、それにはからくりがあって、一緒にいたドイツ人が『子どもたちが蹴っているのは軽いボールだよ』と教えてくれたんです。ドイツではU-11までは、大きさは5号球とおなじで少し軽いボール(290~360グラム)がつかわれています」

日本の場合、小学6年生までは4号球で、中学生になると5号球をつかいます。なぜドイツでは、小学生でも5号球の大きさのボールを使うのでしょうか? 坂本さんは「これは私の考えですが」と前置きをしたあとで、次のように言います。

「サッカーとは、この大きさのボールでやるものだということを教えたいのだと思います。ただ、小さい子に大人と同じ重さのボールを蹴らせるのは現実的ではないので、大きさはそのままにして、重量を減らしているんだと思います。ちなみに、ドイツでは2、3年前から、U-7の年代は4号球を使うようになりました」

サッカーの基礎となる、ボールを止めて蹴る動き。それを身につけるために最適なのが、ドイツ生まれの『THE BALL』こと、ダービースターです。このボールの特長は、芯を正しく蹴らないと飛ばないこと。“指導者いらずのボール”と言われており、繰り返しボールを蹴ることで、キックのコツをつかめるようになります。


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