大王製紙エリエールレディス最終日 女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは21日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われた。単独首位で出た原英莉花(日本通運)が1イーグル、2バーディー、…

大王製紙エリエールレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは21日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われた。単独首位で出た原英莉花(日本通運)が1イーグル、2バーディー、1ボギーの68で回り、通算17アンダー。一時4人が首位に並ぶ大混戦を制し、約1年ぶりのツアー通算4勝目を挙げた。2位は14アンダーで柏原明日架、鈴木愛、福田真未の3選手。

 2位に2打差の単独首位で出た原。2番パー4の第2打をピンそば約1メートルの距離につけてバーディー。観客の拍手に手を挙げて応えた。しかし4番パー4でボギーを叩き、前半はパープレー。スコアを伸ばせなかった。

 一時は柏原明日架、鈴木愛、福田真未と14アンダーの首位で並ぶ大混戦に。それでも11番パー5でバーディーを奪うと、17番パー5では2オンに成功し、見事なパッティングでイーグルを奪取した。18番はウイニングパットを打つ直前に感極まったのか涙をぬぐう仕草。しっかりと沈めると手を挙げてギャラリーの祝福に応えた。

 通算17アンダーは、パー71では今季の最少ストローク記録。昨年は国内メジャーで2連勝も、今年はここまで優勝なし。渋野日向子、勝みなみら実力者揃う“黄金世代”の原が、久々に頂点に立った。(THE ANSWER編集部)