国内ツアー「樋口久子・三菱電機レディス」第2ラウンド 女子ゴルフの国内ツアー「樋口久子・三菱電機レディス」第2ラウンド(R)が30日、埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で行われた。3位で出た渋野日向子(サントリー)は、6バーディー…

国内ツアー「樋口久子・三菱電機レディス」第2ラウンド

 女子ゴルフの国内ツアー「樋口久子・三菱電機レディス」第2ラウンド(R)が30日、埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で行われた。3位で出た渋野日向子(サントリー)は、6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダー。ペ・ソンウ(韓国)と並び、首位に立った。ツアー史上3人目の3週連続優勝を狙う古江彩佳(富士通)は、通算2アンダーで5位につけている。

 全身ホワイトカラーの渋野が、国内ツアー通算6勝目に前進した。強風だった前日とは打って変わっての微風で、ボールをピンに絡めてスコアを伸ばした。

 圧巻は6番パー4からの4連続バーディーだ。まずは、ピン左4メートルにつけたパットを沈めると、7番パー4では、第2打をピン左3メートルにつけて楽々バーディー。8番パー3と9番パー5では、いずれもピン手前2メートルからのパットをしっかりと決めた。

 後半は12番パー3で第1打をピンに当ててのバーディー。15番パー3はボギーにしたが、渋野は硬く速いグリーンに、スピンの効いたショットとタッチのいいパッティングで対応し続けた。

 3週前のスタンレーレディスで1年11か月ぶりに優勝。続く富士通レディースでも3位で、5戦連続トップ10入りと好調だったが、前週のNOBUTA GROUP マスターズGC レディースでは予選落ちしていた。調子を維持して勝ち切れば、19年の大王製紙エリエールレディス以来2度目の「予選落ち後の翌週に優勝」となる。(THE ANSWER編集部)