31日の開幕戦・ロッテ戦(ヤフオクドーム)に向けて前日練習を終えたソフトバンクの内川聖一が、キャプテンとして、中軸打者として、シーズン開幕への意気込みを語った。■昨年は大逆転で優勝逃す「思いを1つにして日本一を目指していく」 31日の開幕戦…

31日の開幕戦・ロッテ戦(ヤフオクドーム)に向けて前日練習を終えたソフトバンクの内川聖一が、キャプテンとして、中軸打者として、シーズン開幕への意気込みを語った。

■昨年は大逆転で優勝逃す「思いを1つにして日本一を目指していく」

 31日の開幕戦・ロッテ戦(ヤフオクドーム)に向けて前日練習を終えたソフトバンクの内川聖一が、キャプテンとして、中軸打者として、シーズン開幕への意気込みを語った。

 WBCからの帰国後、オープン戦2試合では昨シーズンと同じ4番を任された内川聖一。工藤監督は開幕オーダーを明らかにしなかったが、4番に入ることはほぼ間違いないだろう。シーズン開幕を翌日に控え、改めてシーズンにかける思いを語った。

「オープン戦の過程の中で実戦をこなしていないので不安が完全にないわけではないが、しっかり自分のもっているものを出せるように頑張りたい。昨年は悔しい負け方をしたので『今年すぐ取り返すんだ』という思いで秋のキャンプ、春のキャンプでやってきた。その思いを1つにして日本一を目指していく。個人的には去年141試合しか出られなかったので、143試合フルで出場し、チームの状態がいい時も悪い時もグラウンドで迎えたい」

 また、内川個人としては打者としての大きな節目となる2000安打まで残り「104」に迫っており、今シーズン中の達成が濃厚だ。

「2000安打については開幕してすぐどうこうという話ではないが、チームのためになる打順を打たせてもらっているので、なるべく早く達成したい」

 昨シーズンのロッテ戦は打率.311と好相性。100打点超えを達成した勝負強さを、開幕3連戦から見せつけていきたい。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura