東京五輪のサーフィン競技・女子の部が27日、千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸で行われ、日本の都筑有夢路(つづき・あむろ=20)が準決勝でアメリカチームのカリッサ・ムーアと対戦。一歩及ばず敗退したが、続いて臨んだ3位決定戦で同チームのキャロライン・マ…

東京五輪のサーフィン競技・女子の部が27日、千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸で行われ、日本の都筑有夢路(つづき・あむろ=20)が準決勝でアメリカチームのカリッサ・ムーアと対戦。一歩及ばず敗退したが、続いて臨んだ3位決定戦で同チームのキャロライン・マークスに6・80点で快勝。サーフィン日本代表「波乗りジャパン / NAMINORI JAPAN」に初のメダルをもたらした。

台風8号スウェルと強風のハードコンディションに終始苦戦した様子の都築だったが、試合中盤、得意のボトムターンからのトップターンの鋭い切り返しで合計5・00点をマーク。キャロライン・マークスに大きく差をつけ勝利した。

同じく日本代表として出場した前田マヒナ(まえだ・まひな=23)は26日、第3ラウンドでキャロラインと対戦。合計7・74点をスコアするも敗退し、9位に甘んじた。

金メダルは14・93点をスコアしたカリッサ・ムーア。銀メダルは南アフリカのビアンカ・ブーテンタッグとなった。

五輪初採用となるサーフィン競技は、選手が各ラウンドで一斉に海に入り、上位選手が勝ち上がるトーナメント方式。制限時間内で波に乗り、1本10点満点で高得点の2本の合計で順位を決める。

組織委は台風8号の接近を受け、競技スケジュールを短縮。27日に男女の決勝までを行った。


都筑 有夢路 / Ben Reed ©︎ISA

text by 佐藤稜馬

 

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