ダスマリナス勝利予想はわずか3%と分析 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は、6月19日(日本時間20日)に米ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)と防衛戦を行う。フィリピンメ…

ダスマリナス勝利予想はわずか3%と分析

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は、6月19日(日本時間20日)に米ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)と防衛戦を行う。フィリピンメディアは、海外ブックメーカーの井上勝利の鉄板オッズぶりに注目。「とてつもないかませ犬」「イノウエの無敗記録が傷つくと考えているのはたった3%」と報じている。

 井上有利予想は堅いようだ。フィリピンメディア「ラプラー」は「とてつもないかませ犬、ダスマリナスが井上との世界戦に向けて、ワイルドカードジムで練習する」と見出しを打って記事を掲載。パウンド・フォー・パウンド(PFP)の一角として有名な井上と、聖地ラスベガスで対峙するダスマリナスについて、母国メディアもブックメーカー上での下馬評の低さを認めている。

 記事では、英国のオッズ比較サービス「オッズチェッカー」の数値を紹介。井上勝利に3333ドル(約36万円)を掛けた場合、「儲けはたった100ドル(約1万円)」。倍率にすれば「1.03倍」という鉄板ぶりに注目。95%の購入者が井上勝利を予想し、「ダスマリナスがイノウエの無敗記録を傷つけると考えているのは、わずか3%」と分析している。

 一方、ダスマリナスは大穴扱い。勝利に100ドル賭けた場合、1200ドル(約13万円)の儲けを手にすることができるという。6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)を指導する名伯楽フレディ・ローチ氏の経営する米ロサンゼルスの虎の穴で調整を進めていたダスマリナス。母国メディアすら驚く低評価から、大番狂わせを果たすことができるだろうか。(THE ANSWER編集部)