ヤクルトの山田哲人が19日、DeNAとの練習試合に「1番・DH」でスタメン出場し、初回に右中間を破る3塁打。今季初めての長打を逆方向に放った。守備に就かずに迎えた1回裏の第1打席、「難しい。リズムが違う」と普段とは異なる試合の入りだったが、…

ヤクルトの山田哲人が19日、DeNAとの練習試合に「1番・DH」でスタメン出場し、初回に右中間を破る3塁打。今季初めての長打を逆方向に放った。

守備に就かずに迎えた1回裏の第1打席、「難しい。リズムが違う」と普段とは異なる試合の入りだったが、高めに甘く浮いてきた失投を逃さず捉えて右中間を破ると、やや足をもつれさせながらも俊足を飛ばして3塁まで到達した。

本人は「しっくり来てない。自分のスイングが出来てない。ボールに100%力が伝わってない。しなりが無く、うまくバットが使えてない」と振り返ったが、17日の練習試合でも2安打を放つなど徐々に調子は上向き。WBC球を使ったノックでも全く問題ない対応力を見せて世界舞台へ向けて着実に態勢を整えている。