エクアドル・キトで開催されている「エクアドル・オープン」(ATP250/2月6日~2月12日/賞金総額48万2060ドル/クレーコート)のシングルス準々決勝で、第2シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)が、同胞で予選勝者のロベ…

 エクアドル・キトで開催されている「エクアドル・オープン」(ATP250/2月6日~2月12日/賞金総額48万2060ドル/クレーコート)のシングルス準々決勝で、第2シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)が、同胞で予選勝者のロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を7-5 4-6 6-2で下してベスト4に進出した。

 前日に第1シードのイボ・カルロビッチ(クロアチア)がノーシードのビクトル・エストレーリャ ブルゴス(ドミニカ共和国)に敗れたあと、ラモス ビノラスは現時点で優勝候補とみなされている。彼は昨年スウェーデン・バスタッドのクレーコート大会で優勝しており、それが唯一のATP大会シングルス・タイトルとなっている。

 また第3シードのパオロ・ロレンツィ(イタリア)はラジーブ・ラム(アメリカ)を6-3 6-4で下した。ロレンツィは準決勝でラモス ビノラスと対戦する。

 一方、第4シードのトーマス・ベルッチ(ブラジル)は第8シードのレンツォ・オリーボ(アルゼンチン)を6-2 6-1で下して準決勝に駒を進めた。

 ベルッチの次の相手は、前年度覇者でもあるエストレーリャ ブルゴス。36歳のエストレーリャ ブルゴスはこの日、予選勝者で179位のフェデリコ・ガイオ(イタリア)を6-4 6-4で破り、3年連続の準決勝進出を決めた。

 エストレーリャ ブルゴスはランキングこそ156位だがこのキトを非常に得意としており、昨年と一昨年にもベルッチやフェリシアーノ・ロペス(スペイン)ら上位者を大接戦の末に下して2年連続で優勝している。ベルッチとの対戦だった昨年の決勝では4-6 7-6(5) 6-2の逆転勝ちをおさめており、一昨年にも準決勝で対戦して勝利。ベルッチとの過去の対戦成績はエストレーリャ ブルゴスが2勝0敗でリードしている。(C)AP(テニスマガジン)