スポーツクライミングのトップ選手のみが出場する特別大会「Top of the Top 2020」。野口啓代、楢﨑智亜ら今年のボルダリング、リード各日本代表に選ばれた、国内随一の実力を誇る男子20名、女子15名が出場する。大会は無観客で開催され、ボルダリングとリードの2種目で実施。10月31日にボルダリング(準決勝・決勝)、11月1日にリード(準決勝・決勝)を行われる。国内頂上決戦を制するのは果たして…!?
FEATURED注目選手
-
楢﨑智亜
プロ転向から、わずか2年で日本人初となるボルダリングの世界王者に。2019シーズンは、自身2度目のボルダリングワールドカップ総合優勝、さらに世界選手権では種目別のボルダリングに続くコンバインドでも王者に輝き、2冠を達成した。ダイナミックな登りで”ニンジャ”の異名を持つ日本のエース。
-
楢﨑明智
クライミング界の次世代ヒーロー。長身を活かしたリーチを使った登りが得意で、2017年の世界ユースでは複合部門で1位を獲得。2018年複合ジャパンカップ2位、同年アジア選手権は複合とボルダリングで2冠に輝いた。2019シーズンはコンバインド世界選手権で5位に入るなど、複合でも世界と戦える実力を示した。
-
藤井快
冷静沈着なオールラウンダー。リードジャパンカップ2019王者。2019シーズンはアジア選手権リード、コンバインドで金メダル、ボルダリングで2位に入るなど成長した姿をみせつけた。都内のジムで働く会社員クライマーで、大会前日に残業をこなすことも。昨年2月には会社の同僚と結婚。新しい家族の力も借りてメダルを狙う。
-
野口啓代
クライミングを初めてわずか1年で全日本ユースを制覇。2008年には日本人女性としてボルダリングワールドカップで初優勝、翌年には年間総合優勝、その快挙を4度獲得し、ワールドカップ優勝も通算21勝を数える。2019年コンバインド世界選手権では銀メダルを獲得するなど、今なお世界のトップに君臨するクライミング界の女王。
-
伊藤ふたば
ユース時代にはボルダリングの全日本、アジア、そして世界の全タイトルを獲得。2017年のボルダリングジャパンカップでは史上最年少14歳9か月で優勝、2020年大会では3年ぶりに女王に返り咲いた。続くスピードジャパンカップでも優勝を果たし国内2冠を達成した。
OVERVIEWイベント概要
大会名 | Top of the Top 2020 -2020年スポーツクライミング日本代表の頂上決戦- |
---|---|
日時 | 2020年10月31日(土)~11月1日(日) |
場所 | 石鎚クライミングパークSAIJO |
大会サイト | https://www.jma-climbing.org/competition/2020/tot/ |
主催 | 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA) |