SPORTS BULL

橋本 大輝順天堂大学

日本体操界を牽引するエース。ゆか、跳馬を強化して迎えた今夏の東京五輪では、団体で銀メダルを獲得。さらに、個人総合、種目別鉄棒で金メダルを獲得し“個人二冠”も達成。今大会でも完成された演技に注目が集まる。

萱 和磨セントラルスポーツ

東京五輪では橋本大輝(順天堂大学)らとともに団体銀メダルを獲得。また個人でも堂々たる演技を披露。初めての大舞台でも物怖じすることなく、得意種目のあん馬では17年ぶりのメダル獲得となる銅メダルに輝いた。

北園 丈琉徳洲会体操クラブ

得意種目を「全部」と公言する通り、全ての演技で抜群の安定感を誇る何でも屋。2018年のユース五輪で五冠を達成し世界にその名を轟かせると、東京五輪では団体銀メダルに輝いた。完成度が高く美しい演技は必見だ。

谷川 航セントラルスポーツ

武器は「国内随一」と称される着地の正確さ。中でも得意のゆか、跳馬は跳躍の高さも相まって高難易度の技を連発。完璧なフィニッシュとの合わせ技で観客を魅了する。東京五輪では日本代表として団体銀メダルを獲得。

武田 一志徳洲会体操クラブ

つり輪を得意としながら、総合力に長けたオールラウンダー。2014年アジア大会では団体で金メダル、種目別個人のつり輪では銀メダルを獲得するなど国際経験も豊富。円熟味を増した演技とキャプテンシーでチームを引っ張る。

三輪 哲平順天堂大学

高校3年時の2018年、全国高校総体の団体と個人総合、種目別の平行棒で優勝し三冠に輝いた。得意種目は鉄棒と跳馬。特に跳馬では高難易度の大技「ロペス」を演技構成に取り入れるなど、絶対の自信を誇っている。

深沢 こころ筑波大学

2019年、全国高校総体個人総合で6位入賞。得意の段違い平行棒では切れ味鋭い演技で優勝を成し遂げた。翌2020年に筑波大学へ進学すると、日本代表に選出されるなど国内外での活躍が期待されている。

坂口 彩夏日本体育大学

今年9月の全日本学生選手権、個人総合で初優勝を手にすると、種目別でも跳馬、平均台、ゆかも制し“個人四冠”を達成。さらに、団体総合でも日体大を“8年連続V”に導くなど、団体戦での戦いぶりも申し分ない。

渡部 葉月中京ジムナスティッククラブ

国内外の精鋭がそろう豊田国際に15歳でオープン参加。10位(相当)の得点を記録したことで注目の的となった。同郷の先輩・寺本明日香を目標に磨いたダイナミックな演技が持ち味。今大会では2歳から所属するチームを牽引する。