米メディア「ESPNラジオ」の番組が投稿 ドジャース・大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の“格”めぐる論争がうずまいている。米のラジオ番組が、MVPが1つなら「ジャッジが絶対に勝っている」など持論を展開していた。 米スポーツ…
米メディア「ESPNラジオ」の番組が投稿
ドジャース・大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の“格”めぐる論争がうずまいている。米のラジオ番組が、MVPが1つなら「ジャッジが絶対に勝っている」など持論を展開していた。
米スポーツ局「ESPN」の「ESPNラジオ」が27日(日本時間28日)に公式X(旧ツイッター)に投稿したトーク映像を紹介するもので、同局の番組「ゲット・アップ」でコンテンツプロデューサーを務めるポール・ヘンベキデス氏が熱弁をふるった。
「もし、各リーグに1つずつではなく、MVPがMLBで1つだったら、アーロン・ジャッジが絶対に勝っているでしょう。ショウヘイ・オオタニの方がより価値のあるシーズンを送ったと考えているネット上とかその他の人たちのことが、私には信じられません」
大谷が史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」をクリアしたことに「私は理解していますよ。初めてのことですからね」と敬意は示した。しかし、「はっきりさせておくと、今のアーロン・ジャッジの打撃成績は、MLBの歴史でトップ10か12のうちの1つです。オオタニだけでなく、文字通り球界の他の全ての選手よりも、大幅に多くの価値を生み出しています」と力説した。
ジャッジは今季、大谷よりも4本多いメジャートップの58本塁打をマーク。144打点は14点差をつけていた。また打率.322に対し大谷は同.310だった。一方で大谷は99長打、411塁打、59盗塁でジャッジを上回っていた。
ヘンベキデス氏は25日(同26日)にも、ジャッジが大谷を「完全に打ち負かす」と主張する投稿を自身のXアカウントでしており、今回改めてジャッジの優位性を強調する形となった。両選手がそれぞれのリーグで異次元の活躍を披露したことで、2人を対比する“論争”が噴出している。(Full-Count編集部)