第93回センバツ高校野球大会(3月19~31日・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、オンラインで行われた。簡素化を図るため、同一県から出場する3県6校以外はフリー抽選で実施され、智弁学園は1回戦で昨秋の近畿大会決勝で勝った大阪桐蔭と対戦することが決まった。

 5年ぶり2度目の頂点に向け、智弁学園は大阪桐蔭と甲子園で初対戦する。主将の山下陽輔内野手(新3年)は「もしかしたら(大阪桐蔭が)来るかな、と思っていたら、本当に来たのでびっくりしました」と苦笑しながらも「日本一をもう1回取りたい」と気を引き締めた。

 小坂将商(まさあき)監督(43)が、かねて「岡本より飛ばす力がある」とOBの巨人・岡本和真と比較して期待する高校通算30本塁打の前川右京外野手に加え、左腕の西村王雅と右腕の小畠一心(いずれも新3年)は1年夏から甲子園を経験。がっぷり四つに組める戦力だ。

 昨秋の近畿大会決勝では、山下が松浦から、前川が関戸から本塁打を放った。指揮官は「相手に不足はない。まぐれやったと思われないように、もう1回倒せるようにしたい。勝てば勢いがつくのは間違いない」と返り討ちを誓った。(亮)

 ◆20年秋季近畿大会 ▽決勝 智弁学園7―3大阪桐蔭

 ◆20年秋季近畿大会決勝VTR 初回、2点を先制した智弁学園は3回、山下陽輔三塁手のソロで加点。先発・西村王雅が3回に適時打、4回に前田健伸一塁手にソロを浴びて1点差に迫られたが、5、6回に1点ずつを奪って再びリードを広げる。7回に3番・前川右京左翼手が関戸康介からソロ、9回に山下が適時打を放ち、振り切った。(学年はいずれも新3年)