「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(23日、青森市みちぎんドリームスタジアム)

 開幕し、1次リーグが行われた。2020年準優勝し、18年平昌五輪の4人制で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの藤沢五月(29)が、SC軽井沢クの山口剛史(36)とのペアで、チーム北村と対戦し、9-1で快勝発進。試合にはカーリングでは珍しいピンクのミニスカートで出場した。2連覇を狙う中部電力の松村千秋(28)とコンサドーレの谷田康真(26)のペアは10-2で初戦を圧勝した。大会は28日まで行われ、松村、谷田組が優勝すると、日本が枠を獲得した場合の22年北京五輪代表に決まる。

 18、19年大会を制したフジヤマペアが、“新装備”で快勝発進した。藤沢はカーリングでは珍しいピンクのミニスカートで登場。第5エンドまでに9得点し、最後は相手に負けを認めるコンシードを出させた。圧巻のプレーに「すごくいいショットや、いい展開で持っていけた」と笑顔を見せた。

 スカートを選んだのは、競技愛からの行動だった。「私がパンツが嫌だった。昔はよく女性がスカートをはいていて、上もセーターが一般的だった。今ではそれがなくなってしまってちょっとさみしいなと」。14日まで行われた4人制の日本選手権では準優勝に終わったが、服装を変えて心機一転。「すごいストレッチがあって動きやすいので、全然はいている感じがしない。調子いいです」と朗らかに笑った。

 上半身にもポイントがある。「お勧めは背中の文字」と、「FUJISAWA」と書かれた英文字をアピール。山口とは色違いで、「オシャレに作ってもらったので、このユニホームに負けないプレーをしたい」と活躍を誓った。

 優勝すれば混合ダブルスでの五輪出場につながる大一番でもある。藤沢が「熱いプレーをお見せしたい」と意気込めば、山口も「大学の時に3シーズンほど練習した慣れている場所。力を発揮できると思います」と自信十分。背負った熱い思いで、頂点奪回を目指す。