「プロレス・全日本」(23日、後楽園ホー)

 世界タッグ選手権試合が行われ、王者の宮原健斗、青柳優馬組が関本大介とアブドーラ・小林の大日本プロレスコンビを破って初防衛に成功した。

 両コンビは一進一退の激闘を展開。週番に宮原のバックを取った関本を、小林が2人もろともジャーマンスープレックスで投げ捨てる眉山を成功させ、小林がトップロープからのバカチンガーエルボーでトドメを刺そうとするも、宮原が寸前で回避。そこから宮原は小林をヒザ蹴りブラックアウトの連発で追い込み、最後は小林の巨体を両腕で抱え、原爆固めで投げきって3カウントを奪った。

 だが試合後、小林がマイクを握り、「宮原、今日のところはおめでとう。けどな、まだオレが1回フォール勝ち、そしてノーコンテスト、そしてお前のフォール勝ち。まだまだ1勝1敗だ」とアピール。「オレがアイルビーバックするときは、宮原健介、またお前がターゲットだ」と、宮原に、その師匠の佐々木健介氏の名前を混同しながら挑戦状を突きつけたが、宮原はリング上では無言を貫いた。

 だが、宮原はインタビューでは「初防衛!そして、ここだ。宮原健斗、31歳ラストマッチだ。プロレス業界最前線を走る男、最高の男31歳ラストマッチの方が大事だろ」とアピール。小林が1勝1敗と訴えていたことを問われると、「なにか紙面飾って競っている感じはやめてくれよ。“アブドーラ・ザ・小林”と競っていると思われるのもシャクだからな。オレの歴史をたどったら1勝1敗のヤツはいっぱいいるし、関係ねえし。アイツ、マジ、やめろって言っとけ」と不快感を示した。

 そこに大日本コンビが登場。小林が再度「1勝1敗」と訴えると、王者組は口論を繰り広げながらも退場。小林は「今日で1勝1敗だぞ。紙面もウェブも載っけとけ。できればユーチューブも」と報道陣に訴え、リベンジへ闘志を燃やした。